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U/Iターン経験者の満足点は「実家に住める」「給料」

Entame Plex / 2023年6月21日 11時0分

反対に、早めにする必要はないと思っている少数派に理由を聞くと、「ある程度キャリアを積んでからの方が良い」「いつでも始められるから」といった意見が目立ちました。

<早めに始める必要はないと思う理由>
・社会人1年目は大変なことも多く心が折れかけるので、ある程度基礎スキルが固まってからの方がいい。ただ若い方が適応力もあるので、遅すぎるのも良くない(27歳女性・佐賀県)
・ある程度キャリアと実績を積んでから地方で能力を活かした方が良いと思う(48歳女性・山形県)
・田舎に帰ると収入が減る可能性があるので、都会で十分貯蓄をしてきた方が良い(49歳男性・青森県)
・自分が好きな時にした方が良いから(36歳女性・静岡県)
・その気になれば、いつでも始められるから(44歳男性・大分県)



次に、U/Iターンで地方で就職することへの不安について調査しました。その結果、地方就職に不安を抱えていた人は約8割にも及ぶことが分かりました。不安に思っていたことについては、各年代とも「給料が少ない」に票が集まり、それぞれ約半数の人が給料の低さを不安視していたことが明らかになりました。また、20代では30代・40代に比べて「職場で人間関係を上手く築けるか(38.9%)」や「企業の知名度が低い(30.6%)」という点を気にする人が多いことも判明しました。



様々な不安を抱えていたことが分かりましたが、実際に地方就職してみてその実情はどうだったのでしょうか。地方就職に満足しているかを聞いたところ、全体の7割以上が「とても満足している(18.0%)」「満足している(56.8%)」と回答。なかでも、20代の満足度は8割を超える結果になりました。

U/Iターン別に満足している点について調べると、どちらも2番目に「職場での人間関係」という回答が挙がりました。また、不安に感じている人が多かった「給料」については、Uターンでは5位に、Iターンでは1位という結果に。就職前に抱えていた不安は解消されているようです。また、「生活にかかるコスト」という回答も多く、地方就職の大きな魅力の一つであることがうかがえました。

地方就職は、自分が知らなかった、気が付かなかった新たな文化・風習に触れられる機会でもあります。最後に、地方就職して間もない頃に驚いた、その地域ならではの文化・風習について聞いたところ、生活を一変させる出来事や人との距離感の近さが垣間見えるエピソードが寄せられました。

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