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「のど」の不調で会社を休む人は2割以下…失敗談も公開

Entame Plex / 2024年2月8日 11時40分



また、咳き込んだ時に周囲からの視線が気になるかを調べたところ、「気になる(75.4%)」と答えた人は7割以上もいました。「仕事中(44.8%)」のほかに、「公共交通機関(68.4%)」や映画館など「静かな空間にいる時(53.8%)」に、気になる人が多いようです。

現れやすいのどの症状や悩みなどが明らかになりましたが、対策をとっている人はどのくらいいるのでしょうか。続いては、のどのケアの実態について調査しました。



まず、のどの症状が出た時の対応について聞くと、「市販薬を飲むことが多い(44.6%)」、「どちらもしない(43.0%)」という回答がそれぞれ4割以上で、「病院に行くことが多い(12.4%)」という回答を上回る結果に。病院に行くよりも、市販薬で済ます人が多数派ということが分かりました。



のどのケアをする人を対象に、どのようなケアをしているかを尋ねると、6割以上が「うがいをする(66.8%)」と回答。さらに半数以上が「のど飴・タブレットを舐める(58.2%)」と答えました。うがいやのど飴は、比較的取り組みやすいケア方法であることがうかがえます。また、4割以上が「市販薬を飲む(42.9%)」と回答。やはり、市販薬に頼る人は多いようです。一方で、のどの症状に効く薬を常備している人は、わずか割でした。のどケアで重要だと思うことを聞いた質問では、特に「のどの乾燥を防ぐ(63.6%)」、「こまめに水分をとる(40.2%)」ことが大切だと認識している人が多くいました。

今回の調査から、月に1回以上のどの症状が出る人が約4割と、高頻度でのどの症状が出る人が多数おり、症状が7日以上長引く人が約3割もいることが判明。一方で、日常的にケアしている人は少なく、症状が出てから市販薬を頼りにする人が多いことが明らかになりました。しかし、のどを守るためには、日ごろの対策や症状が重くなる前の早期のケアなど、自分の健康は自分で守るセルフメディケーションが欠かせません。

では一体、のどを守るためにはどのようなことを心掛けたら良いのか。音声の専門医・渡邊雄介先生に具体的な予防策などについて話を聞いたので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

■線毛運動とは?



のどのケアは予防や症状が重くなる前のセルフケアやセルフメディケーションも大切です。特に医療現場で咳止め薬などのどの不調に関する薬剤が不足している現状、日ごろのケアの重要性はより一層高まっています。のどを守るためには、のどが不調をきたす前から潤いを保つこと、線毛の働きを正常に保つことが大切です。

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