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錦鯉・長谷川が熱弁、鳥山明作品は「思い入れがある」

Entame Plex / 2024年3月4日 20時55分

錦鯉・長谷川が熱弁、鳥山明作品は「思い入れがある」

錦鯉・長谷川が熱弁、鳥山明作品は「思い入れがある」

漫画「ドラゴンボール」で知られる漫画家・鳥山明氏の描く物語が、新展開を迎える。3月4日、バンダイナムコ未来研究所にて、鳥山氏原作「SAND LAND(サンドランド)」の新プロジェクト発表会が開催され、お笑いコンビ・錦鯉などが登壇。宣伝隊長として新しいメディアミックスにエールを送った。

同会には錦鯉のほか、映画「SAND LAND」の監督を務めた横嶋俊久氏、鳥山明作品のアニメ・ゲーム化などの総合的なプロデュースに関わるカプセルコーポレーション・トーキョー代表取締役の伊能昭夫氏、ゲーム「SAND LAND」を手がけた南敬洙(けいしゅ)ゲームプロデューサー、さらに主人公・ベルゼブブの着ぐるみも登壇した。



SAND LANDは、悪魔の王子・ベルゼブブたちが砂漠の世界を冒険する冒険ファンタジーの漫画作品。これまで劇場アニメやウェブアニメなど多方面に展開してきたが、同会では、劇場版のその後を描く新たなアニメ作品の配信やコンピューターゲームの発売が発表された。

ベルゼブブを模したスーツで登場した錦鯉の長谷川雅紀は「『ジャンプ』世代の僕は鳥山先生の漫画が大好き。思い入れがある」といい「圧倒的な絵のうまさとワクワクさせてくれるところ」が鳥山作品の魅力だと語った。



また、劇場版の“胸熱”な名場面として、本作のもう一人の主人公・ラオが過去の過ちに気づくシーンをパネルで紹介し「過去に自分が正しいと思ったことが、実は違ったと気づくことがあるじゃないですか。僕も自分が売れないのは、人のせいにしていた。事務所のせいだ、マネジャーのせいだ、相方のせいだ、お客さんのせいだ、と。それが時を経て自分が悪いんだと気づいた」と、自らに重ね合わせると、相方の渡辺隆は「そうだね」と冷静に突っ込んだ。

「Disney+(ディズニープラス)」で3月20日(水・祝)より配信される新作アニメは、映画に未公開カットや新たなシーンを再構築した前半に加え、後半は鳥山氏が考案した「フォレストランド」を舞台にした新しい物語になる。横嶋監督は「劇場版は泣く泣くカットしたところもあったが、今回は盛りに盛ってやろうと。鳥山先生が描いた魔物たちの活躍の場も増やしたかった」と話す。

4月25日(木)には、SAND LANDの広大な世界を冒険できるアクションRPGのゲームが、ゲーム機「PlayStation 5」などで発売。南ゲームプロデューサーは「SAND LANDとフォレストランド、どちらの内容も盛り込んだ大ボリュームのゲーム。(それぞれのマップを)行き来しながら冒険を楽しめるようになっている」と自信をのぞかせた。



同会ではそのほか、新たなキャラクターに声をあてる声優や鳥山氏のコメント、ホビーの展開などを紹介。伊能氏は「『SAND LAND Project』は、ここに至るまでかなり時間がかかった。立て続けの展開は、本当にうれしく思います。アニメもゲームも素晴らしい出来。ぜひお楽しみいただければ」と話した。

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