藤原紀香、舞台『罠』開幕に向け「嬉しいはずなのに…」
Entame Plex / 2024年10月9日 12時0分
藤原紀香、舞台『罠』開幕に向け「嬉しいはずなのに…」
俳優の上川隆也が主演を務める舞台『罠』に出演する女優の藤原紀香が7日までに、オフィシャルブログを更新。
4日に開幕した舞台『罠』に対する思いをつづった。
同舞台は、読売新聞創刊150周年記念・よみうり大手町ホール開場10周年記念作品。フランスの劇作家ロベール・トマの傑作サスペンスで、6人の男女のだまし合いや駆け引きが繰り広げられ、謎が謎を呼ぶ推理劇。10月4日(金) ~20日(日)の東京公演を皮切りに、大阪、北九州、高松、岡山、愛知、富山で幕を開ける。上川は、主演のカンタン警部を演じ、藤原はエリザベート役を演じる。
この日、「舞台『罠』つ、ついに開幕!」と題してブログを更新。絵文字を交えながら「4日に舞台『罠』【東京公演】が開幕」と切り出し、「本日も,素晴らしいお客様のスタンディングオベーションを賜り、、、、有難う御座いました 感謝しかないです 涙」とスタンディングオベーションの様子とともに感謝。「開幕前から全座席が完売という嬉しい知らせ聞いており沢山のお客様に見ていただけること幸せです」という藤原だが、「幕が開くことは嬉しいはずなのに、今回は同時にとても怖くて、ご飯も喉を通らない日もありました...」と明かした。
続けて「単なる犯人探しの物語ではありません。深作健太さん演出のもと、当時(1960年)フランスの時代背景や政治,経済,文化、などから 『罠』の原作者であるロベール・トマさんの本当に表現したかったこと、それは当時の社会への風刺であったり、強い政権の下には必ず時代の弱者がいること、であったり、誰の誰へのシンパシー、愛情、なのか、であったり...深く深く日々考えてこのお役に向かいあっています。ネネタバレはできないのでこれ以上はお話しできませんが、単なるミステリー、単なる犯人探しの物語ではないんだということをお客様に理解していただけるよう、芝居で表現できたらと日々励んでおります」と作品について説明し、自身が演じるエリザベートという役柄にかける思いをつづった。
また、「稽古しても稽古しても、何度、本番が開いても身も心もヒリヒリするこの感じはなんだろう... 完璧に計算されている脚本に立ち向かう怖さ、なのか、演劇に携わり、自身,初めての感覚です。このお役に心底 身を投じている証なのでしょうか...解明せねば。兎にも角にも一つ言えることは、このお役にめぐり逢えたこのご縁にひたすら感謝しています」とも述べた。
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