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よしもと芸人が素の表情を見せる時とは? COWCOWの善しがレクチャーする写真の撮り方

Entame Plex / 2014年9月29日 17時47分

——東野さんとかいい表情ですよね。これらはどういうタイミングでシャッターを切るんですか?
「“コイツはカメラをいつも手にしているやつなんや”と、みんなに思わせれば自然な表情が出てくるようになりますね。“また撮ってるわ”と。だれも気にせえへんようになったら、素の顔になってくれますね。カメラを持っているんだけど空気みたいな存在になれば、よりいい写真が撮れるんじゃないかなーと思います」

——『よしもと写真部』の立役者でもある善しさんですが、部員である芸人の写真の撮り方ってそれぞれ違いますか?
「(『よしもと写真部』は)もとは大阪で小籔(千豊)とああだこうだといっていたのが始まりなんですけどね、それから東京に来て、レイザーラモンRGや吉本新喜劇の石田(靖)さん、ポイズンガールバンドの阿倍(智則)ちゃんなんかが入ってきたんです。たとえば小籔とかは僕と全然違うものを撮ったりするんですよ。彼はすごくカメラマンみたいな写真を撮りたいっていうんです」

——たとえばどんな?
「飛行機の機内誌の風景写真のような、構図もばっちりで光の入り方もばっちりなのがいいと。でも僕ってわりと、ちょっと気になった瞬間を感覚で撮るのが好きなもんで、撮影会が終わって呑みにいったらお互い否定のしあいですよ(笑)」

——そこは認め合わないんですか……。
「楽しくない呑みになったことが幾度あったことやら……。自分は間違ってへんと」



——そんなモノの見方が芸にも影響しているのでしょうか。COWCOWといえば、“あたりまえ たいそう~♪”がおなじみですが、少し前に善しさんが愛犬パルと一緒にあたりまえ体操をしている映像を見ました。こうきたか、まだあるのか(笑)と思いましたが、そのさらなる進化系ってあるんですかね?
「以前にYouTubeであたりまえ体操のインドネシア語バージョンをアップしたんですけどね、それがインドネシアで予想外の人気になってまして(※2014年9月現在、再生数が350万以上!)、今年だけで2回、向こうに行っているんです。来週もまた行くんですけど。そんな感じで海外への認知を高めて、2020年の東京オリンピックのどっかのイベントにねじ込んでくれへんかな、と(笑)」

——あの体操はみんなで楽しめるから、たしかに世界に広げやすいのかもですね。あとCOWCOWといえば一発ギャグの宝庫、というイメージもあります。
「ネタってふとした時にひらめくんですけどね、それを整理しようとして家でマジックで絵を描いている姿とかを子どもが見て、“父さん、遊んでんちゃうんか?”と誤解されているような気がするんです」

——(笑)。
「“これは仕事なのか?”と(笑)。そんな状況になるんで、必ずテレビに出る時はちゃんと子どもに見せてるんですよね。これでお父さんはお金をもらってるんだよ、という図式を知っておいてもらわないといけない」



——明確にしておかないと威厳がたもてないわけですね(笑)。最後に今後、ピンとして挑戦していきたいことはありますか?
「こういう写真とか絵とか、お笑いと離れたものもやっていきたいですね。写真も、より突っ込んだアラーキーさんみたいなものが撮りたいんですけどね。でもあんまり行き過ぎて今度は芸人として、笑えないヤツになったりして(笑)」

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