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「そろそろ普通(素顔)に戻りたい(笑)」、パラパラ漫画アーティスト:鉄拳が告白

Entame Plex / 2014年10月1日 14時30分

——描く枚数が多いと大変なんですね。
「あとは、このとき『あまちゃん』の制作も始まっていてすごく大変だったんです。そんなときにAKB48のミュージックビデオを3本やってくれって話があって。普通だったら断るんですけど、秋元康さんに目の前で言われたら断れないですよね(笑)。強制されたわけじゃないんですけど、やらなきゃいけないオーラがピリピリで。なので、結局『あまちゃん』にAKBと、その他にも定期の仕事もあって、当時は1日100枚ぐらい描いてましたね」

——腱鞘炎とかならないですか?
「それが意外とならないんですよ。ただ、体力的な問題と精神的な問題が。特に精神は確実に病んでました(笑)」



——パラパラ漫画を作る上で気をつけていることは?
「大切なのは、パラパラ感を出すことですね。そして、微妙な汚さというか、細かく、キレイ描きすぎると普通のアニメーションになってしまうので、そのバランスも大事。描き込みすぎるとズレがなくなって味がなくなるし、かといってわざとずらしてもダメ。だから、僕の場合はわざとらしくならないぐらいの真面目な感じで描いてます。そうすると微妙なズレができてパラパラ感も出るんですよ。だから、描いているときは結構雑だったりします。あまり考えずに描いていて。若干、絵がズレていることでパラパラ感が出るんですよ」

——では、ストーリーはどうやって考えるんですか?
「例えばミュージックビデオなら、音楽を聴くと想像がかき立てられて、いろいろと浮かぶんです。昔から音楽を聴きながら、もし自分がミュージックビデオを作るとしたらって考えたりしていて。だから、ストーリーを考えるのはそんなに大変じゃないです。むしろ、音楽(楽曲)のタイミングと(パラパラ漫画の)シーンをあわせるのが大変というか、難しいですね」

——今回DVDに収録している作品は、感動的なストーリーが多いですけど、その方が得意なんですか?
「そういうわけではなく、感動的な話で描いてくれってお願いされるんですよね。『振り子』を作った後は、特にそういったオファーがすごく多くて」

——ただ、その中でも「弱い虫」は感動とはまたちょっと違った、これだけ異色のお話ですよね。
「これは問題作を作りたいって(クライアントから)言われたんです。現実にもあるいじめ問題とかをそのまま使いましょうって。それで、これは冤罪がテーマの、すごく現実味のある作品になってます。僕の話って、家族愛も空想だし、『ファーストラビット』とかはファンタジーだし、そして『弱い虫』は現実的な話。ただ、こういった話は賛否両論大きいですね。最近、SEKAI NO OWARIのパラパラ漫画を作ったんですけど、それも結構現実味のあるもので、反響が大きかったですね。結構叩かれもしました(笑)」

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