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何回舞台にあがっても~スベらない♪ あたりまえ体操:COWCOWが大人から子どもまでウケるその秘密

Entame Plex / 2014年11月4日 12時17分

善し「『LINE刑事』はコント中でのLINEのやりとりをスクリーンでお客さんに見せながら進行するんですけど、これは事前にホントにLINEしたものを使ってるんですね。作家さんとやりとりしてたんですけど、“もう~私と人質どっちが大切なの?”“それはもちろんお前やで”……おれ、いまなにしてんねん、とふとケータイをいじりながら思いましたね」

——DVDに収録されていない裏話などありますか?
多田 「ダンサーたちの話なんですけど、劇中では4人登場するんです。DVDに収録されているのは大阪公演の模様なんですが、ダンサーたちを東京からは経費の関係上2人しか連れていけない。だから大阪現地でまた別の2人と組んでやるのは大変だったろうなと。ホントは東京の4人でやりたいってことだったんですけどね、でも経費の関係で」

——2回経費っていいましたね。
多田 「“オレら、自腹で行きます!”“いや、それだったらオレが出すよ!”とか熱いやり取りがあったんですけどね。やっぱり経費の中でやらないとってことで。この中に見えない東京の2人がいるんだよ、って思いつつ鑑賞してもらえたらうれしいですね」

——20周年ということですが、最近お笑いの世界で生きてきてよかったな、と感じたことはありますか?
善し「『あたりまえ体操』の3本も合わせると全部でDVDを10本出していることになるんですが、家に並べてあるのを見るとやっぱり実感しますよね。ここまでやってきたんやって」

多田 「東京に出てきた当時からくらべたら夢のようですよ。お笑いで生活ができていること自体がありがたい話で。……なんでしょう、あとは劇場や営業先で僕らが一番上で、後輩にえらそうにできることでしょうか」

——年数を重ねるごとにライブに子どものお客さんが増えていますが、ネタをつめていく上で意識することはありますか?
多田 「お笑いって基本、背伸びして見るものなのかなというのが自分の経験上あって。子どもって敏感で“あ、コイツら合わせてきたな”ってわかると思うんですよ。だから一緒に来ている親御さんや、若いカップル同士も納得できる笑いのクオリティを保ちつつ、子どもでもわかるニュアンスを使って僕たちの表現したいことをする、ということをすり合わせていく感じですね」



——スポットを意識するというよりも間口を広げるということでしょうか。その集大成的なネタでもある『あたりまえ体操』は世代どころか国境を超えて海外でも大ウケです。それでは最後に20周年という節目をむかえて、これからの展望をお聞かせください。

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