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落合モトキ「多分、一生やることのない役だなと思った」、映画「日々ロック」新庄役にあたって

Entame Plex / 2014年11月21日 16時18分



——作品の中で新庄ってすごくモテますよね、あの魅力は何なんでしょう?
「彼は自信の塊ですからね、うらやましいぐらい。あれは自分にない引き出しでした」

——でも、現実にいたら結構イヤなヤツですけどね。
「結構というより、だいぶイヤですね(笑)。でも、そこまで含めての新庄であって。彼は将来どうなるんでしょうね……。絶対に現状で満足していると思うので、そこは最後いろいろあってよかったと思います(笑)」

——今作は音楽がテーマ。音楽好きの落合さんは主人公の日々沼、彼のバンド:ザ・ロックンロールブラザーズに共感できる部分とかありました?
「曲を作るにあたっては、みなさんいろいろ試行錯誤があると思うんですけど、日々沼は最終的にいい曲を作っちゃうんですよね。そこはすごく憧れました」

——映画には、音楽面で豪華なアーティストがたくさん参加していますね。
「9mm Parabellum Bulletさん以外は結構若手の方ばかりで、すごくチャレンジしている部分もあったと思うんですけど、それが逆にハマってましたね。青っぽい感じで。素晴らしい采配だったなと思います」

——ロック系だけでなく、DECO*27さんなども参加し、音楽的にも幅広いですしね。
「確かにロック中心ですけど、テクノっぽい感じもあったり。でも、いいなって思うところには歌謡曲があったりするので、音楽的にもいろいろな人が年代問わず楽しめる作品になっていると思います」

——今回参加されているアーティストの中で印象に残っている方は? やっぱりミサルカさん?
「ミサルカさんは強烈過ぎでしたね。最初にライブも見ていたのでちゃってましたし。あとは、『日々ロック』の音楽フェスにも行ってきたんですけど、細身のシャイボーイさんはしゃべりもうまくて面白かったですね。ちょっとヤバかったけど(笑)」

——彼は、リアル日々沼的な感じがしますよね。
「確かに近いです(笑)。今回参加していただいたみなさんは、きっと10年後とかにシーンで音を鳴らしてる人たちだと思いますね」



——今年は「ホットロード」や「MONSTERZ」など、たくさんの映画に出演されてきましたが、その中で落合さんにとって「日々ロック」はどんな作品になりました?
「今年は、キャラの濃い役が多かったんですよね(笑)。オカマだったり、暴走族だったり、そしてビジュアル系だったり。おかげさまで街中でもバレないっていうのはあるんですけど(笑)、とにかくキャラが強過ぎるものばかりでした。なかでも『日々ロック』は強烈でしたね。映画館で見た方はどう思うんでしょうね。正直なところ、ふたをあけてみないとわかりません」

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