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これを読めば京大に!? 「京大芸人式日本史」著者:ロザン・菅広文に直撃!

Entame Plex / 2014年12月7日 10時20分

——もう出版されちゃってますけど……。
宇治原「そもそも『京大芸人』(以前菅が出した著書)のときからそうなんですけど、僕に関しての記述は全部許可出してないんですよ(笑)。それらはすべて菅が作った僕、菅史観に基づく宇治原なので」

——菅さん的に自画自賛のネタは?
菅「とみやんのところもそうですし、あとは江戸後期の田沼(意次)さんのところとかきっちり落とせてたかなと思います。僕自身、あの辺は苦手やったんですよ、ややこしくて。そこを学校の先生にはできない使え方ができたんじゃないかな」



——読んでいて思ったんですけど、最後の方になると結構駆け足気味になってません?あれはボリューム的な問題? それとも体力的なこと? それともネタ切れ?
菅「わかりました!? あれは完全に体力的な問題です(苦笑)。ただ、明治以降って単純に語句が多過ぎるんですよ。だから笑いと勉強、どっちに標準を絞ろうか考えたんですけど、やっぱり受験生にも対応したくて。それなら語句を増やさないといけないのであの形に」

——明治以降はちょっと難しい感じがしたんですよね。当初の“ハニワングランプリ”とかに比べて。
菅「笑いをとるためにクイズ形式にしたり、シチュエーションを変えたりしたんですけどね……限界でした」

——菅さんは今回改めて日本史を学んだわけですがいかがでした?
菅「面白かったですね。本の中で宇治原さんも言ってますけど、歴史を物語として捉えるのは面白いと思ったし、やっぱり歴史上の人物ってみんな必死で生きてますからね、それが面白くないわけないんですよ」

——実際のところ勉強になりました?内容覚えてます?
菅「全然覚えてません(笑)。出版社の方にもクイズ番組には出るなって言われましたし。マイナスプロモーションになるかもしれないからって(笑)。言い訳ですけど、僕は書き終わったあとは自分の本を読んだことないんですよ」

——それはなぜ?
菅「もう終わったものだし、全部知ってるから」

——じゃあ、裴世清は?
菅「なんのことですか?」

——ヤン・ヨーステンは?
菅「なんですか?」

——巻末の「宇治原語句チョイス」の意味なしですね。面白かったのに。
菅「そう言ってもらえるのはうれしいですけど、僕は知りません(笑)」

宇治原「そりゃ、あかんわ(笑)」

——読む人によってはすごく勉強になると思いますけどね……楽しみながら歴史が学べる、そこは宇治原さんにはできない菅さんならではかなと。
菅「かもしれないですね。僕は勉強できる人とできない人のちょうど間ぐらいにいると思ってるので、両方の気持ちがわかるというか。今後もそういう本を出していきたいです」

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