愛は先着順じゃない……、DEEPの新曲「ラスト・グッバイ」に込められた思い
Entame Plex / 2014年12月16日 17時41分
KEISEI「制作当初、松尾さん『昼顔』(フジテレビで放送していた不倫がテーマのドラマ)の話をめっちゃ熱く語ってたんですよ。今回の曲は、きっとそこに影響を受けたんだと思うんですけど、そこからこうも高尚な作品になるとはって感じでした」
RYO「僕も最初は不倫の曲なんだなって思っていたんですけど、松尾さんといろいろな話をするうちにそれだけじゃないのがだんだんとわかってきて。それに、今回は1つの楽曲に対する思い、深さ、突き詰め方とかも改めて知ることができたし、僕自身すごく勉強になりました。松尾さん曰く、この曲は最初に京都の一条戻橋が頭に浮かんだところからスタートしたらしいんですけど、そういった情景から形にする、そこに松尾さんのスゴさを感じましたね」
KEISEI「本当に壮大で美しくて、なおかつ官能的で」
TAKA「ただ、イヤらしさがまったくない。僕らにとって今までにない、新しいものができたっていう感覚がありますね」
——今回は、そんな「ラスト・グッバイ」以外にも2曲収録されていて、その1つ「Don’t Stop Music」はEXILEのSHOKICHIさんの楽曲ですよね。
YUICHIRO「SHOKICHIとは以前からこの曲いいよねっていう話をしていて。でも、作品化する予定がないってことだったので、DEEPで歌いたいと話したらぜひと言ってくれたんです。その後、彼が作詞してくれて完成したんですけど、今では僕らのライブのオープニング曲になりました」
KEISEI「DEEPとしては、シングルにも常に1曲ぐらいはこういった楽曲を入れたいんですよ。アップテンポ以上にギラギラした感じ、それは絶対に必要だと思っていて」
——バラードとの対比、ギャップがまた魅力的でした。
TAKA「日本ではコーラスグループと言えばバラード、そのイメージが強いと思うんです。僕らも真骨頂はバラードですが、それを引き立たせるのはこういったアップな曲だと思っていて。そういったことができるグループは、日本ではそうそう多くないと思いますし、僕らはそこを突き詰めていきたい」
——確かに。海外では多いんですけどね。どうしても日本はバラード重視型で。
TAKA「きれいにまとめる、白いコーラスグループはあると思うんですけど、黒いグループってなかなかいない。僕らはその間をとってグレーというか(笑)、バランスをとりながらどちらでもいけるスタンスでいたいと思っていて、だからこそ必要な曲」
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