押切もえ、筆力に編集長も舌を巻いた、新作短編小説を「小説新潮」で発表
Entame Plex / 2014年12月22日 12時56分
押切もえ、筆力に編集長も舌を巻いた、新作短編小説を「小説新潮」で発表
モデル、作家として活躍する押切もえが、「小説新潮」1月号(12月22日発売)で短編小説「抱擁とハンカチーフ」を発表した。
今作は、昨年夏に書き下ろした長編小説「浅き夢見し」に続く自身2作目。内容は、自分の才能に疑問を抱く41歳の画家・彩未が、前夫である人気画家や、16歳になる娘や、8つ年下の青年との関係に悩みながら新たな絵の創作に向かっていくというもの。若いモデルを主人公にした第一作とは趣を一新した新作となっている。
押切の筆力については、阿川佐和子氏に“ずっと書き続けてほしい”と絶賛されたほどで、「浅き夢見し」を読んで執筆を依頼した担当編集者も「40歳過ぎても現実との折り合いがつかず、いわば〈こじらせ〉ている彩未の内面の変化を鮮やかに描いています。彩未は、押切さんとは年齢も境遇も違う女性なのに、その心理や悩みや成長を具体的なエピソードで語り切って、見事に小説として完成させました。人物造形や物語の構成の巧みさは、『小説新潮』の編集長が舌を巻いたほど。文章もいい。彩未は画家ですが、『絵を描く』ということを文字で表現することは難しいのに、そこも達成しています」と讃嘆している。
なお、今作について押切は「昨年初めて書いた『浅き夢見し』に続き、また小説新潮で新しい作品を発表させて戴く事になりました。今度は短編連載です。著名な作家さんたちの作品が並ぶ『小説新潮』の中に自分の初の短編が掲載されるなんて嬉しくて胸が一杯です。沢山の方に読んで戴ければ幸いです」とコメントしている。
押切はこの作品を皮切りに「やりたいこと現実の間で悩んだり、格闘したりしている女性に寄り添う」連作小説を発表していく予定とのこと。
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