サザン、待望のニューアルバムのタイトルは「葡萄」、その詳細が明らかに

約10年ぶりとなるサザンオールスターズの新作の内容が明らかになった。

待望の新作のタイトルは「葡萄」。収録曲は「ピースとハイライト」、「栄光の男」、「東京VICTORY」、「天国オン・ザ・ビーチ」といったヒット曲をはじめ、前向きディスコ・チューン「アロエ」、古風な情景のなか失恋の悲しみを情緒豊かに歌う「イヤな事だらけの世の中で」、平和の大切さを歌った「平和の鐘が鳴る」、生身の人間同士の愛の素晴らしさをテーマにした「バラ色の人生」など全16曲を収録。どの曲をとっても、ふるさと日本に対する愛情を土台におきながら、現代の日本に生きる者として、忘れてはいけない大切なこと、向き合わざるを得ない難しい問題、を念頭におきながら作られているという。

また、今回のタイトル「葡萄」については、桑田佳祐曰くその字面にインスピレーションを感じ、葡萄の葉が心臓、房が乳房、蔓が人に巻きつく感じにそれぞれエロティシズムを連想させたことが、このタイトルに結び付いていったとのこと。



なお、今作は完全生産限定盤A、B、そして通常盤に加え、アナログ盤のリリースも決定。完全生産限定盤A、Bには、桑田佳祐自身による全曲解説と2013年の復活以降の貴重な写真などで構成される特別編集のブックレット「葡萄白書」が特製BOXにパッケージ。さらに完全生産限定盤Aには特製の「“おいしい葡萄の旅”Tシャツ」(フリーサイズ)も含まれている。

サザンオールスターズの新作「葡萄」は、３月31日(火)リリース。リリース後４月からは、WOWOW presentsサザンオールスターズ LIVE TOUR 2015「おいしい葡萄の旅」の開催も決定している。