女優・黒木華がももクロ映画撮影の様子語る「あ、プロだなって」
Entame Plex / 2015年2月27日 0時7分
――本広克行監督とはこの仕事が初ですが、どんな印象でした?
「私_、本広監督の映画『サマータイムマシーンブルース』がすごく好きで。だからすごく楽しみにしていました。本広監督ってホメ上手なんですよ。演技を見て“いや~さすがだね”って。私はホメられなれていないので、ほんとに大丈夫なのかなって」
――(笑)
「でもそこは監督らしく、“よかったから言ってるんだよ”って教えてくれました」
――『サマータイムマシーンブルース』に出演していたムロツヨシさんともこの映画で共演されていますね。
「ムロさんはアドリブが多くて。バスで隣になるシーンがあって、そこでムロさんが私に“自分の肩に寄りかかってアピール”するのもアドリブで。そんな臨機応変っぷりはすごいなと勉強になりました」
――アニメ映画『おおかみこどもの雨と雪』で声優に挑戦されたり、ドラマや映画に出たりと、いろいろなことに挑戦されていますが、今後はどんなチャレンジを?
「なんでもやりたいです」
――バラエティ番組とかは?
「しゃべれなくなっちゃいますね(笑)。呼ばれたら頑張ります! 舞台に出たいなとも思いますね」
――今回の映画を観て、初めて演劇の実態を知る人も多いと思います。
「演劇部という一般的にあまり日の当たらないものが、ももクロさんたちによってクローズアップされたので、そこは高校演劇をしていた身としてうれしいなって思います」
――いまだに暗いイメージを持っている人もいるでしょうね。
「私も高校時代ひやかされました。セリフを緞帳(どんちょう)で練習していたら、男子バスケ部の人に同じことを繰り返されたり」
――高校の男子運動部員は脳みそが筋肉でできているんです。
「(笑)。でもバスケ部だろうがバレー部だろうが演劇部だろうが、みんな等しく青春の時代なんだよってことが伝わるといいですね。まだ舞台が好きな人たちって限られているんで、その面白さを知ってくれたらうれしいです」
――舞台、面白いんですけどね。でもやっぱり敷居が高いイメージですよね。
「値段も高いですし。でもみんな観にきてくれれば敷居も低くなるから……という思いもあります。そのきっかけになればいいなとも思います」
映画『幕が上がる』は、2015年2月28日より新宿バルト9他にて全国ロードショー。
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