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藤野涼子、『ソロモンの偽証』で主演デビュー! 1万人の中から大抜擢された新鋭女優にインタビュー

Entame Plex / 2015年3月13日 23時55分



――そして主役に抜擢された訳ですが、本作で演じた役名で今後活動していこうと決めたのはなぜ?
「どうしても人間って大切なことを忘れてしまうこともあると思うんです。わたしの原点である『ソロモンの偽証』で得たことを、どうしても忘れたくなくて……、ずっと“涼子”って呼ばれてたら大人になってもこの作品のことを思い出せるんじゃないかと思って、原作の宮部みゆきさんから直接いただきました」

――正式に役が決まるまで、オーディション中には約2ヶ月合同ワークショップ、春休み期間には集中トレーニングなどがあったそうですが、現場はどんな雰囲気でした?
「普通の中学生と同じで部活動をしている学生みたいでした(笑)。エチュード(即興劇)をたくさんしましたし、プライベートではみんなでごはん食べに行ったり。その時間がとても楽しかったですね。一生の友達ができたなって思います」

――そして主役に抜擢された訳ですが、本作で演じた役名で今後活動していこうと決めたのはなぜ?
「どうしても人間って大切なことを忘れてしまうこともあると思うんです。わたしの原点である『ソロモンの偽証』で得たことを、どうしても忘れたくなくて……、ずっと“涼子”って呼ばれてたら大人になってもこの作品のことを思い出せるんじゃないかと思って、原作の宮部みゆきさんから直接いただきました」



――クラスメイトの柏木君に『偽善者』と言われて、すぐさま涙するシーンがありましたが、どう感情をコントロールしたのでしょうか?
「あのシーンは、何度も撮り直して皆さんに迷惑をかけてしまって一番大変でした。監督に求められているものが分からなくて……、すごく悔しい気持ちの中でそれを探し続けて、最後にやっとの思いで感情がスッと入ったんじゃないかなと思える瞬間でした。ようやく藤野涼子になれた本当の涙なんじゃないかなって。だから、あのシーンを予告編映像でも使っていただけたことがとても嬉しかったですね」

――過酷な撮影を終えられて、2月に15歳になったばかりの藤野さんですが、どんな大人になりたいですか?
「今の時代ってインターネット社会でグローバル化が進んでいるので、日常で使う機会がなくても、英語がしゃべれる人になりたいなって思います」

――自分が演じた作品を実際にスクリーンで観た感想は?
「音楽とかが入ると演じた時とはまた違った印象で、自分を客観的にみることができました。いじめとか暴力的なものであったり、情報の量なんかは、本編の舞台となっている1990年代の頃とは違うけど、今の中学生の考え方や感情は、当時の中学生と根本的なところは同じなんだなって感じました」

――では、最後にこの作品のここを観て欲しい! と藤野さんが思うアピールポイントは?
「(生徒役を演じた)みんなそれぞれ個性がすごくて、ひとりひとりの思いや感情が違っているので、登場人物の中で必ず誰かと似ている部分があると思うんです。私は樹理ちゃんかもしれない、私は大出君かもしれないって、その人の感情になりながら『学校内裁判』で一緒に傍聴しているような気持ちで観ていただきたいです」



映画『ソロモンの偽証 前篇・事件』は、3月7日(土)より公開、『ソロモンの偽証 後篇・裁判』は、4月11日(土)より公開。

© 2015 「ソロモンの偽証」製作委員会

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