HKT48、初の沖縄単独野外ライブでニューシングル「12秒」を初披露

アイドルグループのHKT48が３月22日、沖縄県・宜野湾市海浜公園野外劇場にて自身初となる沖縄野外ライブを開催した。昨年９月よりスタートしたHKT48初の全国ツアー「HKT48全国ツアー ～全国統一終わっとらんけん～」として行われた本公演は、AKB48グループ内の沖縄県での単独コンサートはAKB48に続き２度目となる。



開演前に実施された囲み取材では「沖縄はずっと来たかった場所」（兒玉遥）、「全国ツアーが決まった時にみんなで絶対に“沖縄いきたいね”と話していました」（宮脇咲良）と初の沖縄公演への喜びを語った。

これまで各地の方言を覚えて、ライブで披露してきた田中美久は「沖縄の方言をちゃんと覚えて（コンサートを）頑張りたい」、指原莉乃は「沖縄の皆さんにパワーをぶつけて“沖縄48”を作れるぐらいHKT48を人気にしたい！」と意気込んでいた。６月６日に開票されるAKB48選抜総選挙が、HKT48の本拠地である福岡・ヤフオク！ドームで、AKB48選抜総選挙が開催されることが

先日発表されたが、指原は「（総選挙には）出るかどうか決めていない」と明言を避けつつ「せっかく決まったのでHKT48メンバーが１人でも多く選ばれたら」と話すに留まった。すると、HKT48最年少の矢吹奈子が「総選挙出たい！出ます！」と突然出馬宣言をして、笑いを誘った。

ライブでは、超満員となる2200名もの観客が詰め掛る中、１曲目はこの季節にぴったりな「桜、みんなで食べた」でスタート。そして、沖縄出身ボーカル＆ダンスグループ：SPEEDの代表曲のひとつ「Body＆Soul」や、沖縄バージョンにアレンジした楽曲では三線やエイサーも登場するなど、沖縄ならではの演出で会場を盛り上げた。



そして、「メロンジュース」の曲中には、サプライズで300発の大花火が打ち上がり、これにはメンバーも「びっくりした!! 本当に最高ですね!!」と、驚きの表情を見せていた。本編終了後、アンコールの大合唱が響く中、突如初披露されたのは４月22日にリリースを控えている５thシングル「12秒」。“ファーストキス”がテーマのこの楽曲は、アグレッシヴなギターサウンドにのせて歌った、勢いあるメロディアスなナンバー。



選抜メンバーが、水兵モチーフでデニム生地のセーラーカラーの制服衣装で登場すると、会場はこの日最高潮の盛り上がりに。今回、ダブルセンターを務める兒玉は「この“12秒”はキスの時間のことだったんです！」と話し、一方、HKT48では初のセンターを務める宮脇は「はるっぴ（兒玉）と新しい16人で素敵な楽曲を作っていければ」と、ファンに向け新曲への意気込みを語った。そんな新曲「12秒」の新アー写もこのたび公開となった。



なお、本ツアーは残り島根県、北海道、山口県を回り、６月27日と28日に神奈川県・横浜アリーナにてツアーファイナルを迎える。

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