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杏、3度目となる“親子”共演に「出来上がりが本当に楽しみ」

Entame Plex / 2015年3月31日 18時41分

 杏、3度目となる“親子”共演に「出来上がりが本当に楽しみ」

杏、3度目となる“親子”共演に「出来上がりが本当に楽しみ」

偉大な天才浮世絵師:葛飾北斎を父/師匠に持ち、自身も浮世絵師であるお栄を主人公に、自由闊達に生きる江戸の人々を描くアニメーション映画『百日紅(さるすべり)〜Miss HOKUSAI〜』。そんな本作のヒット祈願イベントが日本橋の福徳神社で行われ、ともに声優初挑戦となったお栄役:杏と葛飾北斎役:松重豊、そして監督の原恵一が登場した。



『富嶽三十六景』をはじめ、北斎と縁のある日本橋。そんな日本橋の仲通りを着物姿で散策してきた杏は、「原作者の(杉浦)日向子さん、お栄や北斎もこの通りを歩いたのかもしれないですね」と思いを馳せつつ、「近代的な建物がありながらも、日本の心や文化が根付いている場所だと思いました」と日本橋に対するイメージを語っていた。一方、途中でウナギの串焼きを食べたという松重は、「映画の北斎は下戸なんですが、左手に泡の出るものがほしくなりました」と“グルメ”なエピソードを披露し笑いを誘っていた。



2人は以前にも月9やCMで親子役を演じており、本作が3度目の“親子”共演。キャスティングについて、杏は「声の仕事にもすごく興味があり、杉浦さんの作品の大ファンだったので、今回大きく関われたことが大変嬉しいです。しかも松重さんとまた親子共演ができるということで、出来上がりが本当に楽しみ」と感慨深げ。それを受けた松重は「声入れのときにちょうど同じドラマをやっていまして、「どうだった?難しかった?」とか「意外と楽しかった」といった話で盛り上がってました。絵の中に生きている人物に声で寄り添っていくのは不思議な体験でしたが、それを杏ちゃんと共有できたのはすごく楽しかったですね」と初声優の感想を語った。



最後に杏が「アニメーション作品ということで路傍の石ころひとつとっても全部意思をもって人の手によって描かれているんですが、それがどのような江戸の風景を描き出しているのか、大スクリーンで観ていただく日が一日でも早く来てほしいと思います。百日紅の花は漢字で百日の紅と書くんですけど、長く長く紅が続くためこの字が当てられているそうです。本作も長く鮮やかに咲いて、そして皆様の目に留まればと思います」と本作への思いを語り、イベントを締めくくった。

『百日紅〜Miss HOKUSAI〜』は、5月9日(土)より全国ロードショー。

©2014-2015杉浦日向子・MS.HS/「百日紅」製作委員会

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