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EXILE:橘ケンチ“似てると言われ興味があった”初のドラキュラ&父親役に

Entame Plex / 2015年4月6日 18時51分

——初めての父親役がドラキュラって、なんかスゴいですね(笑)。
「他ではあまり聞いたことはないかもしれませんよね(笑)。でも、意外と本編では普通のお父さんと思ってやってるところもあって。見た目や仕草はドラキュラを意識してますけどね。演じる上でも、娘役の神田愛莉ちゃんのお芝居がめっちゃうまくて。おかげで僕も自然に父親役に入れた気がします」

——今回は衣装もすごいですよね。
「ドラキュラって、普通黒いマントに内側が赤、そして高い襟が付いてっていうイメージがあると思うんですけど、今回は新しいドラキュラ像を作りたかったので、衣装デザイナーの方ともいろいろ相談しました。裏地の赤をあえて表に出してみたり、今のトレンドを入れてみたり。衣装にもこだわって、すごくクオリティの高いものになったと思います」

——ケンチさんなりの今作の見所とは?
「今回は、芝居であると同時にライブでもあると思ってます。見るだけじゃなく体感できるエンターテインメントショーにしたくて。そのため音楽や歌、踊り、さらには会場の装飾、全体を包み込むような演出も考えています。来ていただいた方々が見終わった後に心地よい高揚感を感じる、そんな舞台になればと思ってます。とはいえ、それだけじゃなく、見終わった後には何か考えるきっかけになれば最高ですね」

——人間愛や親子愛を描いていて、笑って泣ける作品。スケールが大きく、なおかつ温かい感じがしました。
「軸がしっかりとある上で、そこにコメディをはじめいろいろな要素を入れています。最終的にはコメディの要素が効いて感動する、そんな舞台に持っていきたいなと思っています」

——もしも、ケンチさんが本当にドラキュラになってしまったら、EXILEメンバーの中で誰の血を吸いたいですか?
「基本的に男はイヤですね。やっぱり美女がいいです、男としては(笑)」

——(関口)メンディーさんとかフレッシュでおいしそうですけど。
「メンディーはどうだろう(笑)。噛んだら固くて、歯が弾かれそうな気がするんですよ。まだ(白濱)亜嵐の方がいいです。かわいい顔してますし(笑)」

——あとは、今回演じるドラキュラは架空の存在。今後そういった架空のもので演じてみたいものはありますか?
「今はドラキュラしか考えてないですけど、人間じゃないものを演じることや変身願望はありますね」

——変身願望というのは?
「もう見た目から、特殊メイクをしたりするの楽しいですよね。以前、雑誌で自分が好きな映画のワンシーンを再現するっていう企画があって、僕は「ダークナイト」のジョーカーを選んで、そのメイクをして撮影したんです。外見から自分とは違う何かになりきる、それが好きなんですよね。メイクは大変ですけど、自分もこうなれる、自分じゃないものになれるっていうワクワク感があって」

——それはある種の開放感?
「それもあると思いますけど、それだけじゃない気もします。ぜひ機会があれば今後もやりたいです」

——では、最後に今後の展望を。
「まずは、この舞台を成功させること。自分が関わる作品を見に来てくれた方、感じてくれた方に僕の思いを最大限に伝えたいです。それは、役者、EXILEにしろ同じことで、それは今後も大切にして、どちらも頑張って盛り上げていきたいですね。そして、今後も様々な作品と巡り会いたいですし、出会ったときには1つ1つ集中してそこに携わる方、応援してくださっている方の思いに応えられるよう、そしてみなさんに元気や勇気を与えられるような、そんな表現者でありたいと思っています」

EXILEの橘ケンチ主演の舞台「ドン・ドラキュラ」は、渋谷のAiiA 2.5 Theater Tokyoにて4月9日(木)~14日(火)まで上演!

©手塚プロダクション

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