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武田梨奈インタビュー#2 「恋をすると逆に男っぽくなってしまう……」

Entame Plex / 2015年4月14日 19時1分

 武田梨奈インタビュー#2 「恋をすると逆に男っぽくなってしまう……」

武田梨奈インタビュー#2 「恋をすると逆に男っぽくなってしまう……」

映画『SARAH サラ』を鑑賞したアクション女優・武田梨奈への直撃インタビュー【後編】では、『原宿デニール』(5月16日公開)などアクション映画以外のジャンルにも積極的に進出中の彼女の、“いま”についてトーク。本人曰く“女子力が足りないせいで、ラブシーンが苦手という悩みがある”というが、はたして彼女の素顔とは……。



――最近の武田さんは、今後『進撃の巨人』などへの出演が控える一方で、『原宿デニール』などアクションなしの作品もありますが、武術が要らない演技はいかがですか?
「(アクションある場合もない場合も)両方難しいですね。アクションはアクションで覚えることがたくさんあって、しかも体を張ることがメインなので簡単なことはないというか(笑)。自分の性格と違う人格を演じることや、自分が感じたことがない感情を出すことは難しいです。空手をやっている時は、いつもポーカーフェイスじゃなきゃダメで、試合の時もみぞおちに入って痛い顔をしたら、その時点で判定負けになってしまうんです。だから、痛くても苦しくてもポーカーフェイスでいるのが空手。ですが、演技は逆。今まで経験していないことを演技を通じてやるので、普段の自分ができなかった新しい居場所を見つけた感じです。だから難しいけれど、楽しいです」

――アクションをやっているとカッコいいですが、その反面女子力的なことは気になります?
「それはずっと“ないない”って言われてきていて(笑)、身内は全員ないと言いますね。ご飯を食べる時も兄弟がいる家庭の感じのままで。だから、最近は化粧水とかでもオーガニックを使うようにしています(笑)。しかも、恋をすると逆に男っぽくなってしまう欠点があって、チョコを投げてしまうとか、かわいくできないんです。特に好きな人の前や身内の前など仲がよければいいほど、その人の前では甘えられない。遠い存在の人の方が強がらないかも(笑)。たぶん、スキを見せたくないからで、スキを見せたら負けてしまうと思っちゃうんでしょうね(笑)」



――そうすると、ラブシーンとかは、苦手ですか(笑)?
「中学生男子っぽいんです(笑)。いまだに続いていますね。この間、映画でラブラブで甘えるみたいな感じでイチャイチャするシーンがあったんですけど、カットになった時に相手役の男の子に『気持ち悪!』って言われて(笑)。自分自身したことがないことだったので、自分でも甘えたら気持ち悪くなるんだって思いました。自分で想像してみても気持ち悪いと思うので、相手の方の気持ちがわかります(笑)」



――最後の質問になりますが、PRイベントに出席した映画『SARAH サラ』の見どころをお願いいたします!
「一人の女性が悪人をバタバタ倒していく作品や数人の女性が戦隊モノみたいに戦うパターンは海外の映画に多いと思いますが、家族で団結して闘う映画はないなと思って、それはすごく面白いなって思いました、観終わった後に続きも観たいと思ったし、女性が強いアクション映画っていいなって改めて思いましたね。男性のアクション映画を観て、燃えることはあると思いますが、女性が強いと燃えると“萌える”もあると思うので、オススメです!」

映画『SARAH サラ』は、公開中。
4月11日~17日、兵庫 Cinema KOBEにてロードショー。
4月24日(金)DVDリリース!

取材・構成・撮影/鴇田 崇(OFFICE NIAGARA)

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