田中麗奈「美術館にはよく行きます。１人でなんですけど……」

上野の東京都美術館で開催される展覧会『大英博物館展―100のモノが語る世界の歴史』の事前内覧会が４月17日に行われ、広報サポーターとして女優の田中麗奈が登場した。


※ロゼッタ・ストーン（レプリカ）, 紀元前196年, エジプト、エル・ラシード（ロゼッタ）石, 大英博物館所蔵

今回の展覧会では、ロンドンにある世界有数の博物館・大英博物館（所蔵品約700万点！）の協力のもと、厳選された100のコレクションが日本に上陸。古代エジプトの棺や３種類の文字で文章が刻まれたロゼッタ・ストーン（レプリカ）や、映画『ハリー・ポッター』にも登場したルイス島のチェス駒、未だ用途が特定されていない謎の箱・ウルのスタンダードといった品々が展示されている。


※ルイス島のチェス駒, 1150-1200年, イギリス、ルイス島 おそらくノルウェーで制作, 大英博物館所蔵


※ウルのスタンダード, 紀元前2500年頃, イラク, 大英博物館所蔵

先んじて展覧会を見てきた田中は、「広い空間にゆとりをもって展示されているのでゆっくりと一つ一つの作品に集中できていいと思いました」と興奮ぎみ。オススメの作品は？　との質問には、「ヘブライのアストロラーベという作品です。真鍮でできた懐中時計のようなもので見た目も美しいんですが、天体観測も計算も星占いもできるというすぐれもので学者に人気があったそうです。現代のスマホのようで興味深かったですね」とコメント。

なんでも田中は美術館が好きらしく、普段からよく行くそうだが「いつも１人で行くんですけどね……」とのこと。一緒に美術館に行きたい人はいないのか尋ねられても「集中すると喋らなくなるほうなので、美術に興味のある友人と行くのはいいと思いますね」と答えていた。



田中はその後行われたテープカットにも登場。スリットの入ったモノトーンのドレス姿で、展覧会のオープニングを飾った。



『大英博物館展―100のモノが語る世界の歴史』は東京都美術館で４月18日（土）より６月28日（日）まで開催。