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早乙女太一がゲキ×シネ『蒼の乱』で魅せた新境地

Entame Plex / 2015年5月8日 16時2分

――物語としても二転三転あり、すごく内容が濃い作品になっていますが、演じている上ではどうでした?
「僕が未熟なだけなんですけど……正直、ゲキ×シネを見て改めてわかったことも多くて。舞台では、他の人の演技や感情の流れを(舞台)袖やモニターで見ていたんですけど、繋いで見ることがなかったので理解しきれていない部分もあったんです。でも、それらを繋げて、自分が出ていないところも全て見たときに、物語もより深まったというか、見ていて感動しましたね」

――いろいろとクセのある帳の夜叉丸ですが、どういった気持ちで演じていました?
「今回はストレートなものではなく、裏があり、隠していることもあり、それでいて自分の考えもあったり、それだけにわりと考えていることが多い役でした。あとは、僕自身いろいろな人とコミュニケーションをとったり、人と人の間に立つ経験があまりなかったので、その大変さはありました。普段から人と人の間にいる方の様子を観察したりしてましたね」



――その一方で、劇中ではモノマネ的なことだったり、笑いの要素もふんだんにあって。あまり見たことのない早乙女さんの姿が新鮮でした。
「今回、初めて劇団☆新感線で指示されてないことをやるっていう、自分にとっては挑戦になることをやったんですよ。今までは余裕もなかったですし、とにかく言われたことをやっていたんですけど、もうちょっと自分でもそれ以外のことをやる勇気を付けたいなと思って。稽古の段階から台本にはない、いろいろなことをやっていたら、(劇団☆新感線の演出の)いのうえさんが“もっとやっていいよ!”って言ってくれて。そこから、自分でも意識が変わりましたね。舞台当日も、いのうえさんからこうしてみたらとか言われたり、芝居中も(黒馬鬼役)橋本じゅんさんが裏で近づいてきてアドバイスをくれたりとか、その日、その日でいろいろとやっていましたね」

――となると、舞台では毎日変化があったんですね。
「結構変わっていたと思いますね。今回のゲキ×シネは東京公演の模様が収められてると思うんですけど、その後の大阪公演はかなり変化していたと思います」

――では、早乙女さんなりのゲキ×シネ『蒼の乱』の見所を教えてください。
「舞台を見た人も、見ていない人も楽しめる作品だと思います。見た方は気付かなかったことを改めて知ることができると思うし、見ていない方は『蒼の乱』をまた別の形でわかりやすく楽しめると思いますし。見所としては、みんな1人1人個性ある方たちが大きなエンターテインメントで1つになる、一方でそれぞれ役者として舞台上で挑戦している姿からはいろいろ感じられるんじゃないかなって思います。そして何より、純粋に楽しめる作品になっていますね」

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