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電気グルーヴ、初のドキュメンタリー映画が12月公開! 監督は大根仁

Entame Plex / 2015年7月14日 16時35分

 電気グルーヴ、初のドキュメンタリー映画が12月公開! 監督は大根仁

電気グルーヴ、初のドキュメンタリー映画が12月公開! 監督は大根仁

結成25周年を迎えた電気グルーヴの初となるドキュメンタリー映画「DENKI GROOVE THE MOVIE?~石野卓球とピエール瀧~」が12月に全国公開されることが決定した。



これは、7月13日に行われた「LIQUIDROOM 11TH anniversary」ワンマンライブのアンコール後に発表されたもの。会場では予告編が流され、そこには砂原良徳、DJ TASAKAら電気グルーヴに縁のある顔ぶれが。さらには、CMJK、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、スチャダラパー、山口一郎(サカナクション)、その他メディア関係者ら電気グルーヴを取り巻くスタッフの証言も織り交ぜ、知られざる彼らの歴史が明らかになる……といった作品になるとのこと。
監督をつとめるのは、「モテキ」「恋の渦」「バクマン。」など手掛けた大根仁。これは、電気グルーヴのメンバーが熱望したもので、今作は彼にとって初のドキュメンタリー映画となる。
今回監督をつとめることになった大根は「いちばん面白くて、いちばん狂っていて、いちばんカッコ良い先輩たちは、同時にいちばん近づきたくない、すなわちいちばん仕事をしたくない存在でした。昨年春、この映画の企画をマネージャー道下氏に告げられたとき、それは赤紙招集のような、恐怖新聞が届いたような気持ちでした。道下氏もそれを気遣ったのか、高級鰻店をセッティングしてくれたのですが、せっかくの鰻もマムシの蒲焼きにしか思えませんでした。「オレが断ったらどうなりますか?」「んー、まあ誰か別の監督にお願いすると思いますが・・・二人から挙がったのが大根さんの名前だったんですよ」「・・・」電気グルーヴ過去25年の映像をエディット&ディレクションする。過去、それなりに難易度の高いミッションをこなしてきた自負はありましたが、いちばんカッコ良い先輩たちが、怖い批評家であることも知っているオレは、この仕事に確実に「地獄」を予感しました。サブカル世代の合い言葉である【でもやるんだよ!】で乗り切れる仕事でもないことも。今、出来上がった作品を見て思うことは・・・っていうか、まだ出来上がっていません!!昨年のフジロックフェスティバルから撮影を始めて、過去25年分の膨大な映像素材(250時間、5テラ!!!)をチェック&チョイスして、本格的な編集をスタートさせたのが桜咲く頃でしたが、電気グルーヴのヒストリーを2時間やそこらでまとめることなんかできるわけないじゃないですか!!!というわけで、当初「夏公開」の予定が「冬公開」ということになってしまいました・・・。さらに最近会った卓球さんは「頼んだ覚えはない」、瀧さんには「まかせる。出来上がりを観て文句を言う」と・・・。誰かこの仕事代わって!!! 」と。悲鳴にも近いコメントを寄せている。

photo by Miyu Terasawa
© 2015 DENKI GROOVE THE MOVIE? PROJECT

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