押切もえの絵画が二科展に初入選! 「今、プライベートは7分咲きくらい」
Entame Plex / 2015年9月3日 20時14分
押切もえの絵画が二科展に初入選! 「今、プライベートは7分咲きくらい」
モデルの押切もえが2日、六本木・国立新美術館で第100回記念二科展の初出展・初入選の記念取材を行った。
「二科展」とは、1914年に新しい美術の確立を標榜して、石井柏亭や梅原龍三郎などが結成した美術団体で、新しい傾向の作家に活躍の場を提供し、多くの芸術家を輩出している。これまでにも工藤静香や、八代亜紀、乃木坂46の若月佑美など、芸能人がたびたび入選することでも知られている。
押切は、100周年の節目に作品「咲くヨウニ1」にてモデルとして初の入選を果たした。登場した押切は「花を描くのが好きだったのでテーマに選んだ。きれいに描くとそのままになるのであえて濁った色を混ぜ、背景は日比谷公園の木の幹をミックスさせています」と語った。
押切が絵にハマったきっかけは、日本テレビのチャリティ番組で水彩画を描いたことだという。「入選は小学生以来」「制作期間は3~4ヶ月」とのことだ。押切は「仕事のいそがしさを絵にぶつけてリフレッシュしました。もやもやしたことも晴れたり」と、本業との意識の差を明らかにした。
絵に関して芸能界で影響を受けたのは片岡鶴太郎だという押切は「素朴で力強いタッチの絵が素敵だなと思います。以前にお寿司屋さんに鶴太郎さんの絵が飾ってあって。2色くらいで描かれたお魚の絵だったんですけど、すごく心が和んで『絵って本当にいいな』って思いました」と理由を口にした。
また、2020年東京五輪・パラリンピックの大会エンブレムが白紙撤回となり今後再コンペとなる話も織り交ぜ、レポーターから「そっちに挑戦してみようと考えますか」と質問が飛んだ。
この珍質問は予想外だったのか、押切は「ええ!? ええ~」と思わず絶句する。さらに押切は「何かしら似ちゃうとかあるかもしれないし……ドキドキしますね」「LINEスタンプが精一杯だと思います」と続け、笑いを誘った。
その後、レポーターが「今回の入選を一番どなたに知らせたいですか」とたずねると、押切は困り顔で「ここで家族とか言ったらシーンとするかなと思うんですけど(笑)……すみません、考えていませんでした」と“お決まり”の質問に返答した。
さらに押切は「作品のタイトル『咲くヨウニ』のように、プライベートも咲くようにがんばりたいな、と思います。今は7分咲きくらい」とリップサービスし「花が散るのが悲しいので絵に閉じ込めるんです!」とコメントした。押切の恋の花が満開になるまで、あと3分咲き必要のようだ。
「第100回記念 二科展」は、六本木・国立新美術館にて、9月14日(月)まで開催。
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