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中村蒼が“役者魂”をみせる! 新ドラマで頭髪&眉毛を剃って難役に挑む

Entame Plex / 2015年9月22日 13時22分

本作は、久坂部羊による原作(「無痛」(幻冬舎刊))をもとに、ドラマオリジナルのストーリーを加えて描く1話完結の事件解決物語。主人公・為頼英介を西島秀俊が演じ、為頼の宿命のライバル役に伊藤英明、タッグを組んで事件解決に臨む刑事役に伊藤淳史、ヒロインには石橋杏奈といった豪華俳優陣で映像化。さらに、先日、『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。』の「めんま」役など、清純派のイメージの強かった浜辺美波が、金髪姿で、精神障害を抱えた難役に挑戦することも発表され、注目が集まっている。

そして、このたびイバラ役を演じる中村蒼からのコメントが到着!

――最初に、このイバラの役についてオファーがあった時、率直にどう思いましたか?

「びっくりしました。今までやってきた役とは真逆といってもいいくらいの人物なので、最初はなんで僕なんだろうという気持ちでした。ただ、常に壁を壊していかなくてはならないこの仕事で、こういった新しい役をいただけるのは、本当にうれしいことですし、その分プレッシャーもとても感じます。そのプレッシャーもちゃんと感じながらイバラという人物を演じていきたいなと思います」

――髪の毛をそることに関しては、相当の覚悟が必要だったのではありませんか?

「(僕が演じる)イバラはすごく特殊な役どころで、自分でも、どういう風に役をスタートしていこうか悩んでいたところだったので、見た目を変えることでイバラを演じる素地ができたかな、と思います。見た目からまずはイバラに近づいていけたので良い機会になりました」

――今回、この役に対してどのような気持ちで挑んでいますか?

「とても特殊な役ですが、ビジュアルばかりにとらわれすぎず、しっかり内面を作っていきたいなと思っています。イバラはタイトルにある“無痛”を一番背負っている人物です。痛みを感じないというのは、なかなか想像しにくいことですが、まずそこが嘘にならないようにしたいと思いますし、話が進むにつれてイバラが感じる“心の痛み”があると思います。そこも表現していきたいなという気持ちです」

――「無痛症」という自身では体験できない難しい役どころですが、内面の部分ではどのように役作りに挑んでいますか?

「痛みに対しては、動物として無意識に反応してしまうもので、“痛みを感じない”という、自分自身経験したことのない感覚を演じないといけないので、難しい役どころだと思いました。イバラは25歳という設定で大人なので、いろんなことを学んでいるし、自分で自身の病気についても勉強していると思うんです。痛みとか、冷たさとか熱さとかに対しては、感じられない分、よけいに敏感になっているんだろうな、と思います。自分自身が傷つくことは理解していて。痛みを感じないから何にでも触れてしまう、というよりは、正体の知れないものには触れない。そんなキャラクターだと思うんです。原作もしっかり読み込みながら、キャラクターを作っていこうと思っています。無痛症で感情面も一般的な方々とは違いますが、間違いなくイバラだけにある心、感情があります。そこをしっかり自分の中で見つけて、そして現場で誰かと対峙(たいじ)した時に感じた気持ち一つ一つを大切にしながら、イバラの心を表現できたらいいなと思います」

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