吉本のダンス事業を発表、フット後藤「ブロードウェイで漫才を」

本日２月13日、吉本興業が新たなプロジェクト、ダンス事業発表会を行い、お笑いコンビのフットボールアワーが登場した。

このプロジェクトは、ブロードウェイでも活躍し、トニー賞を３度受賞したダンサー／振り付け師のヒントン・バトル氏協力のもと、パフォーマーの育成の場として今秋に東京、大阪、ニューヨークに「ヒントンバトル・ダンスアカデミー」を開講。2015年にはブロードウェイでのオリジナル公演、アジアツアーも予定しているという。

この日は、フットボールアワーが司会を務め、「ヒントンバトル・ダンスアカデミー」に関して紹介。フット後藤は「ダンスに所縁のない僕らが司会でいいのか、（養成所時代に）ダンスの授業にも出ていなかったのに」、相方の岩尾も「オリラジに任せればよかったのでは」と登壇して早々本音をもらす一幕も。



壇上にはヒントン・バトル氏も登場し、今回のプロジェクトの説明をするかと思えば、バトル氏はテンション高めで、時折奇声（!?）をあげながらフットボールアワーとの絶妙なかけあいを披露。バトル氏の思わぬお笑いスキルに、後藤も「（バトル氏が）わからない。説明書がほしい」と、たじたじの様子だった。その後には、新たに吉本興業に所属したダンサーも登場し、パフォーマンスを披露するなど、新たなプロジェクトの全貌を公開した。



吉本がダンス事業を始めたことに関して岩尾は「ダンスとかしていなかいと食べていけなくなるかも」と不安をのぞかせれば、一方で後藤は「同じエンターテイナーとして、僕ら漫才師もブロードウェイに。ブロードウェイ２時入りで」と笑いを誘いながらも意欲をみせ、最後には「世界に出ていくパフォーマーが吉本から出るといいですね」と期待を込め締めくくった。