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松雪泰子“これは大変な撮影になるなと思った”『連続ドラマW 5人のジュンコ』の魅力を語る

Entame Plex / 2015年11月17日 13時1分

 松雪泰子“これは大変な撮影になるなと思った”『連続ドラマW 5人のジュンコ』の魅力を語る

松雪泰子“これは大変な撮影になるなと思った”『連続ドラマW 5人のジュンコ』の魅力を語る

女優の松雪泰子が主演を務める土曜オリジナルドラマ『連続ドラマW 5人のジュンコ』が、11月21日(土)よりWOWOWにて放送スタートする。

本作は、人間の暗部をえぐり出す作風で定評がある作家・真梨幸子の同名小説をドラマ化。名前が同じ5人の「ジュンコ」たちが、名前のもとに翻弄され、やがて悪意の渦へと巻き込まれていく女たちを描いている。

主演の松雪をはじめ、ミムラ、西田尚美、麻生祐未、そして小池栄子という演技派女優たちが共演するとあって、放送を前に注目が集まっている。そんな本作の魅力について松雪が語ってくれた。



――台本を読んだ時の感想は?

「タイトルの通り、各話毎にメインになる“ジュンコ”を中心に展開していきます。私が演じた田辺絢子が取材をしていくことでそれぞれの“ジュンコ”たちと関わり、淡々と話をつないでいくように物語が進んでいきます。それぞれの人物像が浮き彫りになり、最終的には思いもよらない終末を迎えるという…。すごく斬新な脚本展開で、約5時間という時間の中でどのように凝縮して撮影するのか楽しみでした。そして、初めて脚本を読ませていただいた時に、『これは大変な撮影になるな』と思いました」

――初のジャーナリスト役を演じるにあたって意識したことは?

「監督とも相談して、仕事場である事務所にいるときなど、久保田芽依(渡辺真起子)への立ち振る舞いも極力リアルな表現で見せていきたいなと。職業はジャーナリストではあるけれど、彼女たちにとっては極めて日常の行動のはずですから、表現が過剰になりすぎない様にナチュラルにやり取りができるように演じることに気を付けていました」



――松雪さんが演じた田辺絢子との共通点は?

「【究極の自己犠牲】でしょうか。私が演じた田辺絢子は自己を犠牲にしてしまう極端な部分がある人物です。自己犠牲は一見エゴではないように思う反面、究極的なエゴでもあって…だからこそ恐ろしいなと思います。自己犠牲をしてしまう感覚が自分の中にも少しあるので、共通点ではないですが理解はできますね」



――印象に残っているシーンを教えてください。

「ラストの方のシーンになるのですが、久保田芽依とのシーンですね。私は脚本に書かれていた表現とは違うイメージをなんとなく考えていて、そのとき監督も同じイメージを考えていて、そこで脚本とは違う方向でやってみようということになりました。久保田芽依を演じた渡辺真起子さんとは20年以上ぶりの共演で、真起ちゃんと演じるシーンは特別な感じがしました。ワンカットで撮影したのですが、その時のその空間に漂うお互いの熱量と息遣いと全てのエネルギーが高い撮影が出来たように感じます。スタッフも含め全員汗だくでした(笑)」

――最後に視聴者へのメッセージをお願いします。

「ほとんどのキャラクターが女性というミステリーはなかなか今までに無い設定だと思います。女性特有の習性が非常に立体的に描かれ、リアリティがあり、だからこそ怖い。全話を通してしっかり楽しんでいただけたらと思います」

土曜オリジナルドラマ『連続ドラマW 5人のジュンコ』は、WOWOWプライムにて11月21日(土)夜10時より放送スタート!(全5話)

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