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Acid Black Cherry、ツアーファイナル武道館公演はヘドバンの嵐!

Entame Plex / 2015年12月15日 11時36分

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Acid Black Cherry、ツアーファイナル武道館公演はヘドバンの嵐!

Janne Da Arcのボーカルyasuのソロプロジェクト:Acid Black Cherry(以下、ABC)が14日、東京・日本武道館で「2015 arena tour L—エル—」のファイナル公演を行った。

今回は、2月に発売したアルバム「L-エル-」を引っ提げたツアーという事で、会場が暗転すると、同アルバムのコンセプトになっている一人の女性:エルの一生を表現した映像が会場に流れる。

オープニングナンバー「Loves」のイントロが鳴り、程なく逆光に照らされたyasuの姿が現れると会場は大歓声に包まれた。続いて主人公:エルの激動の人生をサウンド化したかのような激しく攻め立てられる楽曲「versus G」を披露。そして、「liar or LIAR ?」の冒頭ではステージ前方で特効の爆発と共に、yasu含めたメンバーがステージ前でパフォーマンスし、ファンのテンションは一気にヒートアップ。

MCでは「武道館! 今日は最後まで暴れて帰ってくれ!」と観客を煽ると勢いそのままに「Greed Greed Greed」「黒猫~Adult Black Cat~」などシングル曲を畳み掛けるように披露。エルの人生の絶望部分を表現している楽曲「INCUBUS」ではCDのジャケット写真をイメージしたであろう影をつけた照明が印象的だった。

今回のツアーでは、MCの内容をTwitterでファンから募集したものをメンバー全員で楽屋トークのように繰り広げるという試みも。ステージでの圧倒的なパフォーマンスとは正反対のゆる~いトークも、ABCの魅力のひとつ。



「まだ元気あるか? 後半戦飛ばしていくぞ! 最後まで暴れて帰ってくれ!」というyasuの煽りから始まった後半戦一発目は、ライブでも人気のナンバー「ピストル」。MCで緩んだ会場を一気に引き締めるアップテンポなロックナンバーを披露。まだまだ暴れ足りないyasuは「おまえらこんなもんか!? もっと声出せよ! もっと暴れろ! 武道館、もっと暴れていこうぜ!」と煽り、「少女の祈り」と「cord name【JUSTICE】」で勢いをつけた。そして、本編ラストナンバーは最新アルバムでも特に人気がある「エストエム」。yasuの掛け声とともに、会場にはヘドバンの嵐が巻き起こり、最後まで頭を振り続け本編を駆け抜けた。

アンコール1曲目は「L-エル-」。ミラーボールで彩られた会場と、優しく、柔らかな音色で届けられるこの楽曲は、ロックというジャンルを超えた、出逢えた奇跡と幸せを唄った胸を打つ1曲だった。続いて演奏された「& you」では、カラーテープで会場を彩り、日本武道館という会場が幸福感で埋め尽くされた瞬間となった。

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