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大東駿介が貝殻ビキニを装着して熱演! 舞台「キルミーアゲイン」が上演中

Entame Plex / 2016年1月15日 10時59分

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大東駿介が貝殻ビキニを装着して熱演! 舞台「キルミーアゲイン」が上演中

1月9日より、劇団鹿殺しが、活動15周年を記念した舞台「キルミーアゲイン」を上演。

今劇は、架空の田舎村を舞台として、芝居小屋「たにし座」に集った人々がある公演を成功させるために奮闘する姿をコミカルに、ときにはシリアスに描く。話が進行するにつれて過去と現在が交差し、そのうちに15年前に起こった凄惨な事故や「人魚伝説」も明らかになってゆく。

「キルミーアゲイン」は、もともと家族をテーマにした構想だったという。ところが、今作を手がけた丸尾丸一郎は、大きく舵を切り、演劇にまつわる内容に変更したとのことだ。この「舞台で舞台を演じる」という2重構造は、虚構と現実の境界をあいまいにし、見るものに「どこまでが演技なのか?」と錯覚を与える。事実、カーテンコールの場面では、「鹿殺し」としてのあいさつなのか、はたまたまだお話が終わっていないのか、軽く混乱してしまうほど。



また、鹿殺しはブラスバンドの生演奏を何度もステージに取り入れているが、今作でも大東がチューバを手に、吹奏楽団とともに演奏するシーンがあり、見どころのひとつとなっている。さらに、男性俳優陣がおニャン子クラブをモチーフにした「おニン魚クラブ」に扮し、客演の俳優・大東駿介も“貝殻ビキニ”を身につけて女装するなどユーモラスな一幕もある。



「舞台はいつか終わる」、終盤にはそんなセリフが飛び出す。しかし大東演じる脚本家は、終わったとしてもすぐに新しい劇が始まることを示唆する。「キルミーアゲイン」は、大事なものから目を背けた魂が再生を果たすまでの救済の物語だ。劇中の「死」は登場人物たちにとってのイニシエーション(通過儀礼)であり、決して避けることはできない。そしてすべてが終わり、本当のカーテンコールがおとずれたとき、「キルミーアゲイン(再び私を殺す)」というタイトルの持つ複合的な意味を、観客は知ることになるだろう。



「キルミーアゲイン」は、1月20日(水)まで東京・本多劇場にて、1月28日(木)から31日(日)までは、大阪・ABCホールにて公演する。

写真:和田咲子

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