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梅宮アンナが独自の子育て論を告白

Entame Plex / 2016年2月15日 11時57分

――金銭的な余裕によって選択肢がひとつ増えると。

「女性が仕事をするってことは大事だと思います。いざというときに自立できる環境を作っておくのは、私はすごく重要だと感じますね」

――本のなかでは「娘が学校に行かなくてもいいと思う」とも書いていますね。

「私自身、イジメのようなものもあり、学校生活に対して極度に馴染めなかったんですね。それに19歳の頃、周りが勉強だけするなか働いてお金を得ていたんです。当時は『ああ、働くのってすごく楽しい!』って思いました。だから、学校で勉強するのが嫌いなんだったら、さっさと働いてさっさと自分の人生を歩むこと。娘にも、芸となるものや手に職を身につけていける方法もあると言い聞かせていますね」

――百々果さんの反応はいかがですか?

「娘は学校を楽しんでいるようです。友だちも大好きだし、部活も一生懸命やっているので。それに、やれって言ったら天邪鬼になる面もあるから『いーよいーよ、やらなくて』って流すとムキになって取り組むところもあったりして(笑)」



――アンナさんは、これまでに紆余曲折な経験をしてきましたよね。それでも後悔はないですか?

「はい。もちろん後悔や反省する事だらけですが、経験をすることはとても大事なことです。経験不足になると、それをあり合わせの保守的な考え方で補うことになると思うので」

――百々果さんとの別居報道も育児放棄だと捉える人も多いみたいです。

「何に関してもそうですが、やってない人ほど口を出すんです。押し付けがましく正当化して『こうあるべきだ』って。だから、本音を言えば…『困っちゃうな~』のひと言です。あのね、いろいろなケースを知っている人って、誰かを攻撃しないんですよ。『そういう場合もあるのかもしれない』と、身をもって学んでいるから」

――イベント中、百々果さんも「ママ大好き」と公言していましたし、別居も娘さんから「部屋が狭い」と言い出したそうで。実際おふたりの関係を間近で見ると、ネグレクトとはほど遠い感じでした。

「今回の別居の件も、家族で相談し、娘の気持ちを尊重して、近所に衣装部屋兼仕事部屋を借りる事にしました。テレビで新居を公開したところ、ネットニュースになっていましたが、すぐに『育児放棄』だって結びつけたがる人もいるんですよ。『百々果ちゃんがかわいそう!』って。本人は『何で? 私が育児放棄されてるって言われるの?』って悲しい顔されてしまいました。でも、実際は梅宮家は家族一緒の食事が基本なので生活は殆どかわらないんです。父からは『お前、いつもいるじゃないか。どこが別居だよ』って言われちゃうくらい…。もちろんこの形が普通ではないと思いますが、家族の形は人それぞれ。笑顔で過ごせるのが1番。いろいろ言われるけど、私はもう仕方がないと思っています」



――著書でも、「逃げ場を与えてやる」「親にしっかり反抗させる」「完璧を目指さない」など自身の経験に基づく子育て論を展開していますね。型にはまらないリアルな本音が面白いです。

「人間って傷ついたり悲しい思いをすると、他人の気持ちがわかるようになるんです。この数年間、私はSNSで『どうしたらいいんでしょう?』と、たくさんの質問を受けてきました。私の考え方に眉をひそめる人もいるでしょうが、一度目を通して『こんな考えもあるんだ』と思うきっかけにでもなれば嬉しいですね」

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