“より過酷な状況に追い込むために……” DAMIJAW活動休止の理由に迫る
Entame Plex / 2016年4月8日 15時33分
――確かにいろいろやってますよね。ひとつのライブでもコンテンツが盛りだくさんで。
「それがDAMIJAWのテーマでもありますからね。DAMIJAWという名前自体、僕の作った造語で“不完全なものの象徴”。不完全な自分を、いかに自分が目指す完全な形にしていくかというテーマがあったんです。そして、それと同じぐらい大きなテーマが、今まで応援してくれたファンの方々に感謝の気持ちを伝えるということ。どうしたらみんなが楽しんでくれるのか、これまで以上にファンの人たちのことを考えてましたね」
――完全なものはあり得ないとは思いますが、DAMIJAWの活動を通して少しは完全に近づけました?
「全然ですね(笑)。活動休止にしても、自分の目指す完全なものに辿りつけたわけじゃなく、もっと上を目指してのこと。もっといいライブができるようになるためにも、より過酷な状況に追い込むためにというか、修行しないとなと思って」
――全国をまわるだけでもかなりの修行だとは思いますが。
「それが3回目になると修行にならないんですよ(笑)。毎回自分なりにテーマを決めて動いているんですけど、どこかで甘えがでてきたりして。そういう状況からさらに上を目指すのは厳しいですよね」
――今回全国をまわって印象に残っている場所は? 各地で盛り上がり方の違いとかもあるわけですよね?
「土地柄によって違いますね。すごくシャイな感じの人が多い場所があったり」
――シャイ? このDVDを見る限りではその言葉は思い浮かばないんですが……。
「基本的にはみんな頭を振ったりしてそれぞれ楽しんでいるんですけど、例えば四国の徳島ではステージの最前列に直立不動で笑っている人もいて。“頭振れー!”とか煽るんですけど、ずっと微動だにせず(笑)。ただ笑って楽しそうにしているんですよ」
――それは嬉しい反面って感じですか?
「すごく愛おしかったですね(笑)。人それぞれ楽しみ方がありますし、楽しんでる雰囲気は伝わりました。ひょっとしたら頭が振れない事情があったのかもしれないし」
――ライブにあたって選曲や曲順に悩まれたりは?
「今回は全部で51本のライブをやったんですが、毎回セットリストは変えていたんです。あとは、DAMIJAWとしての楽曲は全曲できるように整えて。ライブDVDの東京公演にしても、以前リリースしたDVDには入っていない曲で自分が入れたい曲、みんなに聴いてほしい曲を選び、より成長したDAMIJAWをうまく見せられる曲順にしていて」
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