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前田敦子「一緒に笑ったり泣いたりしてほしい」初の妊婦役を演じた映画『モヒカン故郷に帰る』が公開中

Entame Plex / 2016年4月27日 20時0分

――松田龍平さん演じる恋人の永吉は、定職に就かないデスメタルのバンドマン。由佳は彼のどこに惹かれたと思います?

「完成した作品を観た時に、ふたりの会話中の距離がすごく近いというか、雰囲気が似ているなって感じました。笑うところや価値観が一緒だったり。ある意味、似たもの同士で完璧ではないかもしれないですけど、ふたりは幸せなんだと思います。幸せかどうかは人それぞれですけど、永吉と由佳にとっての幸せは、きっと一緒なんじゃないかって」



――そんなふたりの子どもは、男の子女の子どっちが生まれたと想像します?

「ん~どっちだろう……、それは考えたことがなかったです(笑)。でも、台本の準備稿の段階では、“赤ちゃんを抱っこする永吉”って生まれたあとのことも描かれていたんですけど、男の子か女の子かまでは書いていなかった気がします」

――由佳は永吉と東京に帰った後、どんな家庭を築いたと思いますか?

「たぶん、由佳はお義母さんをいいお手本にして、きちんと母親になっていくんじゃないかと思いますね。子どもが生まれてからも、家族みんなで戸鼻島にしょっちゅう帰るんじゃないでしょうか」

――島民のエキストラや、島ののどかなロケーションが、作品により温かみを増していました。

「島の人たちが総出になって撮影に参加してくれたのが嬉しかったです。島の景色がとても素敵で、撮影の合間にずっと海を眺めていたり……、とにかく環境がよくてすごく癒されました」



――約1ヶ月に及ぶ島でのロケはいかがでした?

「ロケの最中はこの作品一色になるので、距離の縮まり方とかチームとしてひとつにまとまるのが、東京で撮るよりも早く感じました。とても明るい作品だったということも余計にそうさせたのかもしれません」

――お義母さんをはじめ、田村家との仲の良さが滲み出ていました。

「ここまで素敵な作品に仕上がったのは、私のような若者に対して、すごく優しく接してくれる先輩方ばかりだったのがすごく大きかったです。皆さんの優しさがあったからこそ、そういった雰囲気が出せたのだと思います」

――今作の現場では、沖田監督の意向で、台本に捉われず思いついたアイデアを出し合ったそうですね。

「すごく前から温めていた思い入れのある作品だということを沖田監督からみんな聞いていたので、その思いに応えたかったですし、監督にとって満足のいく作品になればいいなという気持ちでした。みんなで思いついたことを監督に言ったり、逆に監督からも“こんなの面白いんじゃない?”ってその場で試してみたり、とても楽しい現場でした」

――治(柄本明)は矢沢永吉をこよなく愛し、春子(もたいまさこ)は広島カープ狂という設定だったように、前田さんが仕事以外で夢中になっていることはありますか?

「プライベートでは、これといった趣味があまりなくて……、時間があると映画や舞台を観に行ったりしますけど、ハマっていると言うよりかは息抜きみたいな感じです」



――最後に、この作品の見どころをお願いします。

「誰にもある故郷、いつしかやってくる両親との別れが、島の景色と共にとても温かく描かれています。沖田監督の思い入れの詰まったすごく素敵な作品なので、是非映画館でのんびりと観ていただきたいです。劇場の空気感の中で、皆さん一緒になって笑ったり泣いたりして楽しんでいただけたら嬉しいです」

映画『モヒカン故郷に帰る』は、テアトル新宿ほかにて全国公開中!

© 2016「モヒカン故郷に帰る」製作委員会

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