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いしだ壱成、いとうあさこらが「死」をテーマにしたコメディ舞台に挑戦

Entame Plex / 2016年5月12日 11時53分

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いしだ壱成、いとうあさこらが「死」をテーマにしたコメディ舞台に挑戦

いしだ壱成、いとうあさこらが出演する舞台「ソリティアが無くなったらこの世は終わり」が、5月11日より渋谷・CBGKシブゲキ!!にて上演中だ。この舞台は、ある少年の死に囚われながら生きていく人々の心模様を描く。そう聞くとシリアスドラマのようだが、実はこれ、コメディなのだ。



厳粛な場なのに「ババア」という言葉に思わず反応してしまういとうあさこや、暗いシーンでなぜか普通の内容を決めゼリフとして使い、ツッコミを受けるいしだ壱成など、“笑ってはいけない”のに吹き出してしまう場面が満載。この物語は、脚本・演出を務めた「山田ジャパン」山田能龍の実体験を元にしており、それだけに生々しい喜怒哀楽を見事に表現している。



私たちの生活はドラマじゃない。どんなに悲壮感漂う出来事が起きても腹は減るし、おかしなことを言われたら反射的にツッコんでしまう。日常のなかの、バカバカしくも細かなひっかかりを拾い上げて笑いに昇華するのは「山田ジャパン」ならではだ。



主演のいしだ壱成は「がんばりますの一言。本番中も進化していけるよう」と意欲を見せた。また、与座よしあきは「この作品は、それぞれが違う人生を歩んできても、気持ちに触れる部分があるはず。ぜひ舞台を見て、感じたものを持ち帰ってほしい」、いとうあさこは「6年前の再演ですが、もはや新作といっていいくらいすごい舞台に生まれ変わっています」と、それぞれコメントした。



生きるってみっともない。でも、それほど悪くない――。幕が下りた瞬間、そんな気持ちが心にぽっと浮かぶ舞台だ。



山田ジャパン「ソリティアが無くなったらこの世は終わり」は、5月15日(日)まで渋谷・CBGKシブゲキ!!にて上演中!

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