1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

GACKTがツアーファイナルで10分以上観客へレスポンスを求めたワケとは

Entame Plex / 2016年7月14日 19時16分



第3部を終えたGACKTは、息も絶え絶えに、声もすっかり枯れてしまう。ここで初めて本格的なMCを行い、心の内を吐露した。

「ソロになって今年で17年なんです。周りにはたくさんのミュージシャンがいたけど、ふと横を見ると彼らはどんどんいなくなっていって。いつボクは消えるのかなって思いながらずっとここまでやってきた。ボクみたいなマニアックな世界を作るアーティストって、こんなハコ(さいたまスーパーアリーナ)でやる必要はないかと思うんですよ。400人くらいの小劇場でいいんじゃないかってずっと考えていたんです」

これまで自信を全面に打ち出してきたGACKTの赤裸々な告白に超満員の観客は静まり返る。

「でも、こうやってボクの背中を押してくれたみんながいたからここまでやってこれた。心の一番深いところから言わせてください。本当に今までどうもありがとう」

GACKTはこの公演の翌日に誕生日を迎える。猫耳をつけたGACKTは、「もう43歳ですよ。池袋の西口だったら捕まりますよ」と笑いを誘う。ここで、サプライズゲストとしてTRFのDJ KOOがケーキと花束を持って登場した。

場の空気を読まずグダグダ進行のDJ KOOに、シリアスだったGACKTも呆れムード。トドメは、「一緒に写真撮ろう」とケータイを取り出しステージ上で記念撮影を始める。DJ KOOの「後でメールするね」との発言に会場からは爆笑が起こる。GACKTも苦笑し、とうとう「もうさっさと帰ってください(笑)」との辛辣なコメントが飛び出した。

「U+K」「舞哈BABY!! -WooHa-」「恋のFRIDAY!!!」「キミだけのボクでいるから」の楽曲でいよいよラストスパートに。GACKTがしっとりと「P.S. I LOVE U」を歌い出すと、「もう終わってしまう……」と、誰もが宴の最後を惜しんでいる様子だった。

そして、とうとうラストナンバー第4部「雪月花 -The end of silence-」が始まる。ここでGACKTは、甲冑に身を包んだ義経の姿で登場。戦地で死にゆく彼が何を思い、何を感じたのか、歌とともに表現した。

およそ4時間半にも及ぶファイナル公演は幕を下ろした。これまでに多くのツアーやライブをこなしてきたGACKTだが、この公演に特別な思いが込められていたのは確かだ――「本当に今までどうもありがとう」。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください