GACKT主演映画『カーラヌカン』、沖縄エメラルドビーチで撮影

GACKTが14年ぶりに主演を務める映画『カーラヌカン』の撮影を兼ねたイベント「ニライカナイ海の火祭り」が15日、沖縄・海洋博公園エメラルドビーチにて開催された。



この日は、約1000人の観客が集まり、出演者による映画撮影とライブイベントが行われた。映画撮影では、沖に出たサバニ（沖縄に古くから伝わる舟）がたいまつを掲げ、祭りの幕開けを飾るシーンや、祭り会場でのライブの様子などが撮影された。



そして今年４月に開催された「島ぜんぶでおーきな祭 第８回沖縄国際映画祭 」にて、今作のヒロイン最終オーディションで合格した木村涼香が撮影に挑んだ。主人公・大山光（GACKT）が、祭り会場にまぎれているヒロインを探すシーンに臨んだ木村は、「舞台の上で演技をするのは新体操をしていたとき以来なのですごく緊張しました。だけどすごく楽しかった」とにこやかに撮影を振り返った。



また、出演者によるライブイベントでは、デビュー35周年を迎えるジャズシンガー：マリーンが この映画の主題歌「愛になれ」を初披露。「沖縄のお客さんは自分と似て、感情をストレートに出してくれるから歌っていて楽しい。映画の公開をきっかけに、もっと多くの人に聴いてもらいたい」とライブの感想を語った。



浜野安宏監督は、「この映画は、40代に入って真実の愛に目覚める男の姿を描いた話。沖縄の自然と豊かな文化がなければ、その愛の目覚めは描けなかったので、文明社会に疲れている人たちにぜひ見てほしい」と、映画の仕上がりに自信を見せていた。

映画『カーラヌカン』は、2017年に公開予定。

©『カーラヌカン』製作委員会
Photo by 仲程長治