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野村周平インタビュー! 衝撃作『ミュージアム』に手応え“勇気を持って観てほしい”

Entame Plex / 2016年11月11日 18時30分

――現場での小栗さんの印象は?

「すごくストイックで、ほぼNGは出さないですし、周りに対する立ち振る舞いも素晴らしいの一言で、とてもかっこよかったです」



――小栗さんが演じた沢村は、不器用なんだけど後輩を気にかけてくれる兄貴的存在でした。野村さん自身、そういう兄貴的な存在の人はいます?

「何かを相談するときに真っ先に思い浮かぶのは、妻夫木さんと瑛太さんですね。ふたりともイケメンで包容力もあってとても頼りがいがあります」

――逆に野村さんは後輩に対してどう接するタイプですか?

「僕はきっとイヤな先輩だと思います(笑)。後輩のこと、とりあえずイジり倒すし……、もちろん愛情を持ってですけど(笑)」

――そこは関西出身としての血が騒ぐ?

「いやいや、ただやんちゃなだけです(笑)。最近、下の世代も出てきてるんですけど、みんなあまり喋らないんですよね……。もっと“社交性を持ちなさい!”みたいな感じで(笑)」

――確かにやんちゃなイメージも(笑)。

「最近やんちゃな役をいただくことが多いですけど、昔はもの静かな役も多かったんですよ。どうやら僕は黙っていると意味を持つらしくて……、『あまり喋らないほうがいい』ってよく言われます(笑)」



――大友監督の現場はいかがでしたか?

「役者目線ですごく物事を考えてくださる監督でした。例えば、セットとか冷蔵庫を開けるかどうか分からない設定なのに、中に小道具がちゃんと用意されていて細部まですごくこだわっているんです。僕たちが咄嗟にアドリブをしてもいいような心配りがなされ、好きにやれるような空間が出来上がっていて。実は、カエル男がファミレスの窓に張り付いて挑発してくるシーンもアドリブなんです。本当は、外で立っているだけのはずが、『やってみてもいいですか?』ってアイデアを出したら、その意見を反映してくれたりするのを目の当たりにして、ここまで役者の気持ちを考えてくれていることがものすごく嬉しかったです。大友監督は、モニター越しに見ながら撮っている役に対して同じような感情を抱いてくれる人で……、だからこそああいうキレイな映像が撮れるのかなって感じました」

――大変だったシーンはありました?

「吐く芝居は、何回か本気で出たときがありました(笑)。刑事が40~50人いる中に僕が走ってきて『幼児樹脂詰め殺人事件の……』と言うシーンは、30回くらい撮り直したんですよ。何回やっても噛んでしまって……“誰だよ、こんな難しい言葉考えたのは!?”って(苦笑)」

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