EDについて正しい知識がない男性は何パーセント!?

また、ED治療薬をどこで入手したかを質問したところ、最多の「病院・クリニックから処方」（59.8％）に続いて多かったのが、35.2％の「ネットで購入」でした。ところが、ED治療薬には「模造品」が存在するのも事実。治療薬の名前や外観は本物そっくりに仕上げているものの、有効成分が含有していないもの、有効成分が倍量入っているもの、全く異なる薬剤が混入しているものなど、危険な薬剤が出回っているとも言われています。



そもそもこの「模造品」の存在について知っているかどうかを聞いたところ、「知っている」と回答したのは55.8％。それ以外の人は、模造品の存在を理解していないという、非常に危険な状態にあるという結果が出ました。偽造薬を飲むことでもう一つ考えられるリスクが「副作用」。



今回のアンケートに参加した500名の男性の中で、副作用の経験が「何度もある」と回答した人が14.6％、「ある」と回答した人が16.6％、一方、「全くない」と回答した人は31.2％と、ほとんどの男性が、副作用のリスクを感じながらED治療薬を服用しているという結果も明らかになりました。



ED治療薬を服用するタイミングについては、最多は「ベッドイン前」で39.4％、２番目に「デート前」が27.6％、３番目が17.2％で食事の前という結果となりましたが、ED治療薬にはそれぞれ特性があるのをご存知でしょうか。短時間型のバイアグラ、バイアグラと似た感じだが水溶性のため即効性があるレビトラ、長時間型のシアリスいったふうに、薬ごとの特徴を把握して服用することが肝要。せっかくの治療薬の効果をしっかりと引き出し、リスクを減らすためにも、自分の症状や状況に合った薬を服用することが最も重要です。

これらの結果も踏まえ、「ED」に悩む男性は、「ED」について正しい知識を持ち、ED専門のかかりつけ医を持っておくことが、健全な性生活への近道と言えそうです。