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BREAKERZ、SKY-HIとのガチバトルにファン熱狂!

Entame Plex / 2017年2月6日 16時30分

10番勝負初日の大阪公演からがらりと演奏曲が変わるも、彩り鮮やかなセットリストで高揚感を与えながら、自らもこの特別な時間を味わい、バンド内に脈々と流れるロックへの愛を吐き出すかのような躍動感に満ちたパフォーマンスを披露してくれた。またいつも通りMCも快調! DAIGOが、“SKY=最高に・かまして・やろうぜ!”とDAI語を放てば、SKY-HIに触発されたSHINPEIは自身が持つ数々の資格をラップで紹介。AKIHIDEはギターでDJのスクラッチサウンドを真似て“楽しいYO!!”とラップ調でフロウ。さらにDAIGOがリハーサルでAAAの「ハリケーン・リリ、ボストン・マリ」を歌っていたことを告白すると客席から「やってー」とリクエストが起こり、1コーラス披露。これにはFLYERS(SKY-HIファンの呼び名)も大盛り上がりだった。



両者の熱いバトルが終了すると、自然とアンコールが鳴り響き、SKY-HIとDAIGOが肩を組みながら一緒に登場。この日限りのセッションが始まった。まずは話題沸騰中のTV番組のテーマソングでもある、SKY-HIの「Enter The Dungeon」をBREAKERZによるバンド演奏で披露。人生そのものをRPGゲームのように捉えた歌詞は、常にチャレンジャーの姿勢を忘れずに自らの力で未来を切り開いてきたSKY-HIとBREAKERZ両者にフィットする内容だ。ツイン・ヴォーカルでクールに決めた後、「ヒートアップしてきちゃった!」と興奮気味のDAIGO。

するとここで SKY-HIとのフリースタイルラップ・バトルが勃発! 特にSKY-HIの繰り出す巧みなフロウとライムは、もはや匠の領域で、フロアを熱く大きく揺らした。そしてラストはBREAKERZの「B.R.Z~明日への架橋~」。こちらもツイン・ヴォーカルで歌い、さらにSKY-HIがラップセクションを歌いこの日のクライマックスに大きな華を添えて、およそ3時間のライブは幕を閉じた。

ロックvs HIPHOPの異種格闘技戦……始まる前はどんなライブになるのか想像も出来なかったが、お互い振れ幅の広い音楽性を持ち、卓越したエンターテイナーであるという最大の魅力は共通するところ。それぞれのファンもごく自然に両者のステージを楽しむエキサイティングな空間が生み出された最高の夜になった。

続く3rdバトルの相手はシド。いったいどんな展開が待ち受けているのか――次なるバトルにも期待が高まる。

Photo by 達川範一(Being.)

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