BREAKERZ、同期シドとのガチ対バンライブに大阪湧く
Entame Plex / 2017年2月20日 12時0分
BREAKERZ、同期シドとのガチ対バンライブに大阪湧く
2017年7月にデビュー10周年を迎えるBREAKERZが18日、大阪・Zepp Nambaで「BREAKERZ 10周年 10番勝負 -VS-」3rdバトルとなるシドとの対バンライブを開催した。
1月21日より始まったこの対バンバトルも早や第3戦目、GRANRODEO、SKY-HIに続いて今宵登場したのはシド。
耽美的なエレクトロ・ビートのSEに導かれてメンバーが登場するや、超満員99%以上女子の視線が一斉にステージに吸い寄せられる。オープニングは、まさにBREAKERZのデビュー10周年の祝福にピッタリなナンバー「ANNIVERSARY」。軽快なナンバーに乗せて、ボーカル・マオの「歌ってみる?」の一言で最初から会場全員がシンガロング。両手を振りかざし、ド頭からすでにID-S(※シドのオフィシャルファンクラブ)もTEAM BREAKERZ(※BREAKERZファンの呼称)も分け隔てなくバンドを応援するその光景が美しい。続いての「V.I.P」はまさにVIP対応!? で呼ばれたゲストに相応しいベテランならではの演奏力を聴かせ、続けざまにビート感溢れる「Dear Tokyo」で再びサビメロの大合唱が起これば、そこはもうシド独壇場の世界に会場が魅きこまれた瞬間だった。
「約2年振りの大阪ライブ~ みんな最後まで楽しんでください。新曲です」とのMCから1月にリリースされたばかりの最新シングル曲「硝子の瞳」を披露。そして、続いてメジャー1stシングルの「モノクロのキス」でアーティスティックな世界観をしっかりと構築。確かな演奏力と楽曲の構成力は、シドの築いてきたヒストリーを見せつけた。
BREAKERZとの楽屋話を披露して和ませた後に「今日は懐かしい曲や珍しいバラードもやっていきます」と話し、アコースティックで叙情的なバラード「hug」、「空の便箋、空への手紙」、「憐哀-レンアイ-」と畳みかける。
「いよいよ後半戦ですよ~」と再びオーディエンスを焦らせての新曲「チイサナツバサ」そして「もうあと2~3ヶ月したら夏だよ」と心地よいグルーブで後半戦を盛り上げていく「夏恋」。さらにスカ・ビートを取り入れた色気溢れる「妄想日記」、ラストは黒っぽいリズムがじわっと熱量を上げさせる「眩暈」。バンドの音楽性の幅広さと世界観の深さを届けた。歓声の中、何度も「ありがとう」を繰り返しながらステージを去って行くマオの姿が印象的だった。
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