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湊かなえ『望郷』が映画化決定!

Entame Plex / 2017年7月5日 23時30分

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湊かなえ『望郷』が映画化決定!

『告白』『少女』『リバース』など、数々のヒット作を生み出すミステリー作家、湊かなえの「望郷」が映画化、2017年9月16日(土)より新宿武蔵野館ほかにて全国公開されることが決定。このたび、本作のメイン場面写真と、ティザー予告編映像が解禁された。

日本推理作家協会賞受賞作品でもある原作「望郷」は、2013年に発売された、全六編で構成される連作短篇集。その中より、「夢の国」「光の航路」が、主演には貫地谷しほり、大東駿介を迎え、さらに木村多江、緒形直人などの実力派俳優が名を連ねこの度映画化。

監督は、第36回モントリオール世界映画祭にて正式出品された『ディアーディアー』で華々しいデビューを飾り、第29回東京国際映画祭・日本映画スプラッシュ部門正式出品作『ハローグッバイ』などを手がけた菊地健雄。

それぞれ主演を務めた貫地谷しほりと大東駿介は過去に、同じく湊かなえ原作『白ゆき姫殺人事件』で共演。本作では「夢の国」で、古いしきたりに縛られ窮屈な生活を送る中、ある事件を引き起こしてしまう夢都子を演じ、4年ぶりに映画主演を務めた貫地谷。

「自分の中でとても大切な作品なので凄く嬉しいです。誰しも何かに憧れ、生きるという事への窮屈さをどこかに持っているのではないでしょうか。今まで演じた事のない役を菊地監督が繊細に導いてくださいました。親子の秘密、解放される事のない罪、それでも明日に向かっていく人たちを是非見て欲しいと思います」とコメント。

また、「光の航路」では、故郷の島で中学校の教師を務め、クラスに生じるいじめ問題に悩んでいる間、過去に確執を抱えたまま死別した父の本当の思いを知る事になる航を演じた大東。「湊かなえさんの故郷であり、物語の舞台のモデルでもある因島で撮影でき、島の空気を感じながら島の方々とこの作品を作れた時間は財産であり貴重な経験でした。島での濃密な撮影の中で、スタッフの皆さんとこの作品で全国の劇場を開けたいと語り合っていた想いがカタチになり嬉しいです。自分がいつから大人になったのか、なっているのかわかりませんが、どれだけ時間を重ねても自分の物語の始まりはあの故郷で。改めて自分の故郷と向き合い、自分と向き合えるような作品だと思います。是非ご覧ください」と意気込みを見せた。

作品のメイン写真には、二人が並び故郷への想いを馳せるような表情を浮かべる印象的な場面が。またティザー予告編映像には、夢都子・航のそれぞれが心に抱える、親や島への悩み・葛藤を感じさせる様子が映し出されている。

夢都子の話す“十字架”の言い伝え、さらに、「あの時十字架を見つけていたら、何か違ってたのかな」と語る航の言葉の真意とは。それぞれの親子に訪れる悲しくも愛のある物語。

そして、原作者の湊も「日本は島国なので、後ろに海が見える物語というのは、誰にでも伝わるものがあると思います。自分が海に囲まれたところに住んでいるという想像をしながらこの物語を観ていただくと、本当に自分の人生の物語として観ていただけるものがあると思います」とコメントしている。

©2017 avex digital Inc.

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