三代目JSB岩田剛典「大変なお話を頂いてしまった…」
Entame Plex / 2017年8月1日 9時20分

三代目JSB岩田剛典「大変なお話を頂いてしまった…」
映像化不可能と言われた芥川賞作家・中村文則による、美しくも切ない傑作サスペンス「去年の冬、きみと別れ」が豪華キャストで映画化決定、ワーナー・ブラザース映画配給にて2018年春全国公開となる。
本作は、人間の内面に深く肉薄した究極の「愛」を描きながら、1ページ、1ページと、予断を許さないストーリーが猛スピードで展開していく。随所に仕掛けられたトリックが、ラストにすべてが明らかになるその衝撃の体験は、発売されるやいなや全国で絶大な支持を集め、書店員たちに“この小説は化け物だ”と言わしめ、「2014年本屋大賞」にノミネート、数々のメディアでも注目を集めた話題作。
主人公の耶雲恭介役は、2014年に『クローズ EXPLODE』で俳優デビューし、2016年に公開され興行収入22億円の大ヒットを記録した『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』、『HiGH&LOW』シリーズなど、俳優としても精力的に活動するEXILE、三代目J Soul Brothersメンバーの岩田剛典。
盲目の美女が巻き込まれた謎の焼死事件の真相を追う新進気鋭のルポライターを演じ、その真相を追ううちに、いつの間にか抜けることの出来ない深みにのみ込まれていく役柄として初の本格派サスペンス映画に挑む。
そして耶雲の婚約者である松田百合子役に山本美月、耶雲が事件の取材ルポタージュの提案をする週刊誌・編集者の小林良樹役に北村一輝、そして耶雲の取材対象者であり、事件の被告である世界的フォトグラファー木原坂雄大役に斎藤工、さらには木原坂雄大の姉で弟を事件からかばう木原坂朱里役に浅見れいなと、日本を代表する豪華キャストが共演。
監督は、『犯人に告ぐ』(2007年)、『脳男』(2013年)、『グラスホッパー』(2015年)と、傑作と言われる数々のサスペンスやミステリー作品を手掛け人間という本質に迫ってきた瀧本智行。脚本家は、興行収入80億円を記録し社会現象を巻き起こした『デスノート』前後篇(2006年)や『BECK』(2010年)の大石哲也。
撮影は7月2日、関東近郊でクランクイン。8月中旬にクランクアップ予定。観る者を見事に欺く重厚なサスペンスが、あなたを究極の純愛と狂気に満ちた世界に誘い込み、衝撃のラストに涙させる――。
岩田は「大変なお話を頂いてしまったなと率直に感じました。これだけ重厚感のある作品にまだ出会っていなかったというのもありますし、この役を演じることは自身にとってはチャレンジですが、その分得るものも大きいと感じ、オファーを受けさせて頂きました。全てを賭けて臨まないと演じられないと感じるくらい、複雑かつやり甲斐のある役どころなので、とにかく没頭して撮影に臨んでいきたいなと思います。登場人物全員が、人間の表と裏の顔であったり、人間のもつ様々な感情を表現する、先の読めない複雑なストーリー展開だと感じました。その中で僕が演じる耶雲恭介は、ストーリーテラーでもあり、心の中に抱えるトラウマと戦う役柄。この撮影期間ずっと悩みながら、役に没頭しないと演じるのが難しいと思うほど、とてもやり甲斐のある役柄だと感じました。今回、初めて瀧本監督とご一緒させて頂きます。瀧本監督が今までに撮られた作品も全て拝見させて貰ったのですが、どれも観終わった後にすごく心に刺さるメッセージ性のある作品を撮られている印象がありました。今回の作品を瀧本さんが撮られるという事で、僕自身も楽しみです。そして、豪華な俳優陣の皆様との共演もとても楽しみです。原作の持つ圧倒的なエナジーをキャスト&スタッフ一丸となり伝えていけるような作品にしていけたらと思います。この作品できっと観た事のない俳優としての新たな姿を見せられると感じています。自分にとって挑戦でもある難しい役柄ではありますが、皆さんに楽しんでいただける作品になるよう、この猛暑の暑さに負けないくらい熱く、燃えていきたいと思います。来年春の公開、楽しみにしていてください」とコメントしている。
©2018映画「去年の冬、きみと別れ」製作委員会 ©中村文則/幻冬舎
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