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星野源“カホコ”主題歌「Family Song」をライブ初披露

Entame Plex / 2017年9月10日 23時59分

後半戦はELEVENPLAY(ダンサー陣)も登場し、イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)の「Mad Pierrot」からスタート。そのまま「時よ」へと続くと、会場からは歓声が巻き起こった。

「今やったインスト曲の「Mad Pierrot」はイエローマジックオーケストラの曲です。20歳くらいの時に初めて聞いて、ものすごく影響を受けました。今日1曲目にやった曲は、Martin Denny の「Firecracker」で、この曲を聞いて細野晴臣さんはYMOをつくり、YMOの「Mad Pierrot」を聴いて、僕(星野)はすごく影響を受けて今の「時よ」ができました。今回、『Continues』というタイトルでツアーをまわっているのですが、コンセプトを1つ作りたいなと思いました。音楽は続いていくし、どんな音楽も全て未来へ繋がっていく。そんなコンセプトでいきたいと思ったので、普段はインストとかなかなかやれないのですが、こんな曲順でやらせていただきました。1曲目でマリンバを叩いたりできたので、非常にこの曲順で出来て嬉しいです。」とセットリストで取り上げた曲や順番に込められた思いを話した。そして、「ギャグ」「SUN」とアップテンポなナンバーを次々と披露し、会場は一気にヒートアップ。

そして「去年めちゃくちゃ歌った曲をやります! 一緒に踊ろう、「恋」!!」というMCと同時に演奏がスタートした「恋」では、観客のボルテージは最高潮に達した。

「今度は自由に踊ってください」という一言から「Week End」へ。最後に今回のツアーのタイトルにもなった「Continues」を披露し、熱気に包まれたまま本編は終了した。

アンコールでは、再び先輩(歌謡曲)と後輩(J-POP)のボイスドラマからスタート。寺坂直毅演じるYELLOW MUSICがボイスドラマに登場し、口上を読み上げると、星野のライブではおなじみのニセ明が登場し、「君は薔薇より美しい」「Drinking Dance」を熱唱した。



ニセ明がステージを後にすると、再び星野がステージに登場。「最後まで本当にありがとうございました。めちゃくちゃ楽しい千秋楽でした。バンドの皆さん、イレブンプレイの皆さん、スタッフの皆さん、そういう皆さんに支えられてこういう場所に立てているのだと思います。チケット手に入れて会場に来てくださったファンの皆さんのおかげでもあります。ありがとうございます。この追加公演だけ、初めて新曲をやらせていただきます!」と約3万人の観客に感謝の気持ちを述べ、ライブ初披露となる最新曲「Family Song」を、会場全体を見渡しながら力強く歌い上げ、「みんなで一緒に歌おう!」という星野の一言から、会場全体が一帯となって盛り上がった。

そして、最後に「Friend Ship」を披露。自らギターを掻き鳴らし駆け抜け、“星野源 Live Tour 2017『Continues』” 追加公演は、会場が一体となり大盛況のなか幕を閉じた。

Photo by 西槇太一

<セットリスト>
01.Firecracker
02.化物
03.桜の森
04.Night Troop
05.雨音
06.くだらないの中に
07.フィルム
08.夢の外へ
09.穴を掘る
10.透明少女
11.くせのうた
12.Mad Pierrot
13.時よ
14.ギャグ
15.SUN
16.恋
17.Week End
18.Continues

-ENCORE-
01.君は薔薇より美しい
02.Drinking Dance
03.Family Song
04.Friend Ship

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