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T-BOLAN「また会おうぜ!」奇跡の一夜にファン熱狂

Entame Plex / 2017年9月14日 12時0分

曲の合間のMCコーナーでは、T-BOLAN結成時の話やプレライブで演奏したという「マリア」のレゲエバージョンがサプライズで披露されたり、生まれてきた新しい命へのメッセージを込めた曲「BOY」が、実はドラムの青木の子供が生まれたことをきっかけに作られていたこと、そしてその子が大人になった時、森友の念願でもあった、本人の前で「BOY」を歌い贈ることが出来たことなど、初めてのエピソードも語られた。

「さてここで呼び込みますか…奇跡の男…! 上野博文…!」森友の言葉とともにステージに現れたのはベースの上野博文。2015年3月にくも膜下出血で倒れ、生死をさまよう闘病生活を乗り越えて文字通り奇跡の復活を果たした彼。

その存在、「ライブをやりたい」という上野の言葉が今回の活動再開の大きな要因となったわけだが、本人が、家族が、T-BOLANのメンバーが回復を諦めずにいたこと、今回の「再会」に至るまでの経緯が森友を中心にステージ上で語られると、会場のオーディエンスはただただ聞き入っていた。

そして今回の「再会」がいかに奇跡的なものだったか、ここで「再会」出来たことへの感謝を改めて感じていたようだった。そしてあたたかい感謝の拍手がメンバーへと向けられると、待ちに待った瞬間が訪れる。

上野を含めたT-BOLANメンバー4人が揃った「離したくはない」を披露。待ち望んだ4人でのライブに涙する人の姿も見える。

鳴りやまない拍手を受けながら、上野を交えてもう1曲、「Happiness」が披露されると会場は一気にヒートアップ! 上野が森友とハイタッチし、また再登場することを約束してステージを後にしたその後、「じれったい愛」を皮切りにアッパーなナンバーが続く。

「刹那さを消せやしない」では会場中がスタンディング! 「SHAKE IT」では森友の前から譜面台とハイスツールが取り払われ、アコースティックライブとは思えないパフォーマンスが繰り広げらると、MAXのボルテージのままに本編が終了。時を経ても変わらぬライブ力を見せつけた。



メンバーがステージを去るとまもなく、会場からはアンコールを求め、鳴りやまぬ拍手が。その声に応えて現れたのは、森友、五味、上野、青木のT-BOLANメンバー。4人揃って登場するこの瞬間を、会場中が深い感慨をもって迎える。

サポートメンバー、そしてT-BOLANメンバーの紹介の後、21年ぶりの新曲「ずっと君を」がついに披露された。8月16日にリリースされた初のメンバー選曲によるコンセプト・ベストアルバム『T-BOLAN ~夏の終わりに BEST~ LOVE SONGS+1 & LIFE SONGS』に収録されたこのバラードナンバーは、今回の「再会」のために書き下ろされた楽曲。その曲に込められたメッセージは、会場のファンに真っすぐに届いたに違いない。

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