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Aimer、主題歌「花の唄」の歌詞は次作のネタバレ!?

Entame Plex / 2017年10月31日 19時40分

梶浦「士郎逃げて! て本気で思ってしまう。不安感が半端じゃないですよね」

ーー音楽について監督から指示はありましたか?

梶浦「本当は、前半に音楽を1曲も入れたくなかったみたいですね。その意図に沿って、できる限り音楽を抑えたぶん、後半とのメリハリが生まれたと思います」



ーー梶浦さんは以前の「Fate」シリーズでも音楽に関わっていますが本作の特徴は?

梶浦「今回は、これまで描かれていた「Fate」の物語が、士郎と桜による日常の裏側にあります。ですから裏の話が進んでいくときは、今まで通りのたくましい音楽で。反対に士郎たちのパートでは、ラブストートでは、ラブストーリーを盛り上げる音楽になっています。こちらは以前の「Fate」にはない音ですね」

Aimer「士郎たちの狭い世界の背景に壮大な戦いがあるという対比になっているんですね。ちなみに、士郎と桜が蔵の中でお話するシーンで『花の唄』のアレンジをしていただいた楽曲が流れ、そこで私は思いっきり泣きました(笑)」

梶浦「気づかない方も多いと思いますけど、実は『花の唄』のメロディーは本編の音楽に何度も使われていて。オープニングテーマにも歌のサビが仕込まれているんです」

Aimer「そうなんですか!? もう1回じっくり観てみます」

ーー話題に出た主題歌『花の唄』は梶浦さんが作詞・作曲・編曲を担当していますが、歌詞はヒロイン・間桐桜の心情を表しているのでしょうか?

梶浦「はい。完全に桜目線の歌がいいと思いまして。今作の第1章では、桜はあまり自身の感情を表に出しませんよね。エンドロールで桜の思いを素直に言葉にすることで、彼女への理解を深めてもらおうとの狙いがあります。ただ歌詞は少しネタバレですけど(笑)。その旨を制作側に伝えたら「いいんじゃないですか」って」

ーーAimerさんが『花の唄』を初めて聴いたときの印象は?

Aimer「サビのメロディーが印象に残りました。『え?ここでこの音になるの?』って。行っちゃいけない音にあえて行っているというか。歌詞も1番では「貴方のこと傷つけるもの全て私はきっと許すことができない」と来て、2番では「私を傷つけるものを貴方は許さないでくれた」とか。歌詞を追うにつれて、どんどん殴られている感じすらしました」

ーーなるほど…

Aimer「これほど女性的な歌詞を、これまでで初めて歌いました。桜の物静かなたたずまいがあるからこそ、歌詞のすごみが出てきますよね。でも自分も女性だから、とてもシンパシーを感じます。汚れのないものって、振り切ってしまえばどす黒くなる場合もある。歌っていて、自然と感情的になりました」

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