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東京では認知度2割以下の「だれやめ」って何のこと?

Entame Plex / 2017年11月1日 10時40分

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東京では認知度2割以下の「だれやめ」って何のこと?

霧島酒造株式会社は、俳優の松坂桃李をイメージキャラクターに起用した「LET's だれやめ!キャンペーン」をスタート。
そこで今回、霧島酒造株式会社は、2017年10月11日~17日の期間において、20~59歳のお酒を飲む東京在住の男女250名と南九州(宮崎・鹿児島)在住の男女250名を対象に「だれやめの認知度とお酒の楽しみ方」についてアンケート調査を実施。このたび、そのアンケート結果が発表されました。

南九州では、「だれ」は疲労、「やめ」は止めることを意味し、「だれやめ」という晩酌で1日を締めくくるのが習わし。南九州の方言である「だれやめ」の認知度を、東京と南九州で比較してみたところ、大きな違いが表れました。



東京での「だれやめ」認知度(“聞いたことがあり、意味も知っている”と“聞いたことあり、なんとなく意味が分かる”の合計)では12.4%となり、「聞いたこともない」と答えた人は80.4%となりました。



一方、南九州での「だれやめ」認知度は74.0%、「聞いたこともない」と答えた人は17.2%と真逆の結果となりました。



さらに、「だれやめ」を聞いたことがある、または知っていると答えた南九州の人に、どこで「だれやめ」について知ったかを質問した結果、全体の44.4%が「家族/親戚」と回答。その他にも「友人」(20.3%)、「同僚」(12.6%)など、身近な人が票を集めました。「だれやめ」という文化は南九州においては、方言とともに生活の一部となっているようです。



よく飲酒する場所に関しては、東京、南九州ともに「自宅」(東京:62.4%、南九州:75.2%)が最も高い結果に。また、南九州と比較すると東京は「居酒屋」での飲酒率が高いという結果(東京:33.2%、南九州:21.6%)も。



1日の疲れを癒やすには、やはり「自宅」で晩酌を楽しむ人が最も多いことがわかりました。



そこで普段自宅で飲酒するときに、どんなお酒を飲むことが多いか東京と南九州で比較したところ、東京では1位がビール類(37.6%)、2位がチューハイ(16.8%)、3位が同率で日本酒・ワイン(10.0%)となり、焼酎は5位(8.4%)という結果に。一方、南九州では1位がビール類(38.8%)、2位が焼酎(28.8%)、3位がチューハイ(12.0%)という結果になり、“南九州は東京の3倍焼酎好きが多い”ことが見て取れました。



南九州の人に何故、自宅で飲むのに焼酎が適していると思うのか、その理由を聞いてみたところ、「ゆっくり疲れを癒しながら楽しめるから」「ゆっくり飲めて二日酔いがないから」「夕食のメニューによって、炭酸・お湯で割ったり、焼酎の濃さを自分で調節したりできるから」「宮崎にいるので、晩酌といえば焼酎というイメージ。実家では夏は水割り、冬はお湯割りで、祖母まで当たり前に飲んでいます」といった意見も。南九州では、焼酎で「だれやめ」をする文化が根付いているようです。

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