モーニング娘。'17、日本武道館公演に道重さゆみら降臨

モーニング娘。'17が21日、日本武道館にて全国ツアー『モーニング娘。コンサートツアー2017秋～We are MORNING MUSUME。～』の東京公演を開催。そのステージにて、デジタルニューシングル「五線譜のたすき」を11月30日に配信リリースすることを発表した。

今年９月に結成20周年を迎え、アニバーサリーイヤーを飾る形で９月23日の神奈川・ハーモニーホール座間からスタートした今回の秋ツアー。モーニング娘。'17は７月から森戸知沙希をメンバーに迎えた。また、メンバー10期の工藤遥が本ツアーをもってグループからの卒業を発表しており、このツアーは現行メンバー14人でおこなう最初で最後のツアーとなる。

この日、日本武道館には約１万人のファンが集結し、１曲目からボルテージも最高潮に。前半戦で披露された「ナルシス カマってちゃん協奏曲第５番」「CHO DAI」「私のなんにもわかっちゃない」は12月６日に発売される15枚目のアルバム『⑮ Thank you, too』にも収録される楽曲で、20年間の中でも最新のモーニング娘。を感じさせるパートとなった。

MCでは会場の熱気にメンバーも盛り上がり、「ちょっとみんなでウェーブしません？」と呼びかけて武道館の一体感を満喫。

中盤に入り、モーニング娘。を語り継ぐ上で欠かせない新旧コラボが実現した「愛の種（20th Anniversary Ver.）」も披露された。この楽曲は1997年11月３日にリリースされ、モーニング娘。がメジャーデビューする決め手となったシングル曲のリメイクとなっており、楽曲収録には当時のオリジナルメンバー（中澤裕子・石黒彩・飯田圭織・安倍なつみ・福田明日香）と現役メンバー14人が参加している。



直後の「シャボン玉」からは立て続けにサプライズが。元々６期メンバー加入後の初シングル曲としてファンにも印象深い「シャボン玉」だが、いざ現役メンバーが歌いだすかというところで田中れいな、高橋愛、道重さゆみが次々にステージへ登場。先輩メンバー３人の揃い踏みに会場がどよめく中、現役メンバー14人との共演パフォーマンスが実現した。コラボはさらに「リゾナント ブルー」でも続き、道重と現リーダーの譜久村聖による「好きだな君が」のデュエットには会場もピンク色のペンライトで染まる。



そして、「ロボキッス」ではセンターステージに辻希美が登場。現役メンバーの佐藤優樹、工藤遥と同曲を歌うというレアな共演で会場を興奮の渦へと巻き込んだ。辻が現役メンバーとコラボするのはこれが初、武道館でパフォーマンスをするのは2012年３月のドリーム モーニング娘。での出演以来５年ぶりとなる。