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平井堅、恒例のクリスマスライブを横浜アリーナで開催!

Entame Plex / 2017年12月24日 23時35分

インターミッションを挟み、2nd STAGEは平井が今年3月に発表した『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』の主題歌「僕の心をつくってよ」で始めると、続くは、今年9月に引退宣言をしたことで日本中が大騒ぎした安室奈美恵の2005年のヒット曲「WANT ME, WANT ME」。ライブのオープニングを飾ったオースティン・マホーンといい、2017年を意識した選曲が今回の「Ken’s Bar」ではされたということなのかもしれない。一方、続く中島みゆきの「タクシードライバー」は1979年発表のアルバム『親愛なる者へ』収録曲であり、先に歌われた槇原敬之の「Red Nose Reiner」は1993年発表作で、こちらはどのオリジナル・アルバムにも収録されていないシングルのカップリング・ナンバーだ。つまり、平井堅によるカバーを通じ、優れたアーティストの古い、隠れた名曲を楽しむことができるのも「Ken’s Bar」の魅力のひとつということである。

さらにはアコースティック編成であるからして、CDで発表されたものとは異なるアレンジで楽曲を楽しむことができるのもこのコンセプト・ライブの特徴だ。ウッドベースのみをバックに始まった「ソレデモシタイ」は、途中でアコースティック・ギターのみ、さらにはパーカッションのみと目まぐるしく、スリリングに展開し、最終的にはそれらすべてで演奏されるというアレンジは「Ken’s Bar」ならではのもの。そして、「キミはトモダチ」「Strawberry Sex」「POP STAR」と、ライブの定番ともいえるシングル・ヒット曲を畳み掛けるように披露し、本編は終了となった。



アンコール。照明が落とされた薄暗い状態のまま平井が現れたのだが、メインステージでなく、客席エリアのフロアを歩いてサブステージに向かって行ったので場内は大騒ぎとなった。そして照明がサブステージを照らすと、そこに浮かび上がったのは黒いスーツと白いシャツ姿で右手に花束を持った平井。今年、ライブではもちろんのこと、数多く出演したテレビの音楽番組などでもお馴染みのスタイルである。そう、「ノンフィクション」。今年6月に発表されたこの最新シングル曲を披露するときはいつもこのスタイルなのだ。死と向き合うことで生まれた「ノンフィクション」は非常にヘビーな作品ではあるが、生の尊さを力強く歌い上げるボーカルが圧巻の1曲で、現在もロングセールスを記録している平井の新たな代表曲でもあり、6年ぶりの出場となる第68回NHK紅白歌合戦でも歌唱することが決定している。

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