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沢尻エリカ涙「役者人生の中で大切な作品になりました」

Entame Plex / 2018年6月23日 20時20分

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沢尻エリカ涙「役者人生の中で大切な作品になりました」

映画『猫は抱くもの』の初日舞台挨拶が23日、新宿ピカデリーにて行われ、沢尻エリカ、吉沢亮、峯田和伸、コムアイ(水曜日のカンパネラ)、犬童一心監督が登壇した。峯田を含めた主要キャストが揃うのはこの初日挨拶1回のみという、超貴重な全員集合ショットに会場は熱い熱気に包まれた。

沢尻は、「本日はお越しいただき、ありがとうございます。初日を迎えることができて、嬉しく思っております!」と挨拶。峯田は、「今日登壇していているキャストの半分が普段は音楽をやっているという、本業じゃないというのが珍しいですよね。楽器がなくて、マイクがないと僕は喋れないですよ」とコメントすると、沢尻から、すかさず「さっきカメラがないところだと、いっぱい喋っていたじゃん!」とツッコミが。

そして、上海国際映画祭から戻ったばかりの監督と沢尻にMCから、映画祭の様子を聞かれると、沢尻は、「中国の人の熱量がすごくて、会場もとても近い距離で驚きました!」と話すと、監督は、「上映した劇場は、1200人も入るのですが、全席ソールドアウトで、上映後もすごい熱狂だったので、この映画いけるんじゃないかと思いました(笑)」と、喜びを語った。

さらにMCから、「9000人の“沢尻会”というファンクラブがあると聞きましたが行かれた時も、大勢のファンの方々が迎えてくれたのですか?」と聞かれると、沢尻は、「中々ファンの皆さんと接する機会がないので、快く迎えていただいて、嬉しかったです」と話すと、監督から、「みんな沢尻さんを撮っているとわかっていたので、僕はできるだけ離れて歩くようにしました」とコメントし、会場を笑わせた。

続いてMCから、主人公の沙織は「夢を諦めきれないアラサー女性ですが、沢尻さんは主人公に共感できる部分はありましたか?」との質問に沢尻は、「30代女性は仕事であったりプライベートでも考えることが多い時期だと思うんですけど、だからこそ、私も共感できる部分が多かったので、自然体で演じることができました」とコメント。そんな悩み多き主人公を見守る猫役・良男を演じた吉沢は、沢尻について、「飼い主とペットというのは普通の恋人よりも距離感が近い上に猫なので、僕から近づいていくことが多いので、嫌がられたらどうしようと思いましたが、完全に僕を見ている目がペットを見ている目だったので、甘えっぱなしでした」と撮影時の思いを語った。

そして、「売れない画家ゴッホ」を演じた峯田は、「予告でもある坂を転がっていくシーンは、自分たちは坂の手前で止まってスタントの方が演じる予定だったんですけど、本番は勢い余って、沢尻さんと転がっていってしまいました(笑)」と衝撃の撮影秘話を披露。監督は、「本当に転がっていってくれたので、そのシーンを使いました。僕的には良かったです」と嬉しそうに話した。

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