CTC、スポット提供のクラウドサービスを利用したコスト最適化ソリューション「Spotinst」を提供開始

EnterpriseZine / 2019年6月13日 14時45分

 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は、米Spotinst社が提供するパブリッククラウドのコスト最適化ソリューション「Spotinst」の取り扱いを6月13日から開始すると発表した。

 「Spotinst」は、クラウドサービスプロバイダが遊休リソースを安価で提供するスポットのクラウドサービスを、AIによる独自のアルゴリズムで価格の変動や利用の可能性を予測し、安定的かつ低価格で利用可能にするソリューションになる。

 企業のクラウド利用が進む中、使用されていない遊休リソースを安価で提供する、アマゾンウェブサービス(AWS)の「スポットインスタンス」やGoogle Cloud Platform(GCP)の「プリエンプティブVM」といったサービスが注目されているという。

 例えば、AWSのスポットインスタンスは、入札方式で遊休リソースを提供するもので、需給に応じてと価格が変動し、入札額を販売価格が上回ると利用が停止されるため、安価なものの、安定した稼働が求められる用途には不向きとされていた。

 また、必要なリソースを確保するためには、膨大な数のインスタンスの中からコストや要件にマッチしたものを探し出す必要がある。

 「Spotinst」は、クラウドサービスプロバイダの遊休リソースを、AIによる独自のアルゴリズムで自動入札や価格の比較を行い、安定的かつ低価格でクラウドを利用可能にするソリューション。

 AWSであれば、刻々と変化するスポットインスタンスの利用動向、リソース状況、料金を予測し、利用が停止される15分から20分前に別の最適なインスタンスを探し出して自動で入札して利用を中断することなく環境の移行を行う。

 スポットインスタンスの利用で得られる最大80%引きのコストメリットを生かしながら、人的なリソースを費やすことなく安定したクラウド利用が実現できるという。

 「Spotinst」は、AWSのほか、Google Cloud Platform(GCP)、Microsoft Azureにも対応しており、今後はIBM Cloud、Alibaba Cloudへの対応が予定されている。

EnterpriseZine編集部[著]

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