国内第3のプラットフォーム向けITサービス市場、2018年~2023年の年間平均成長率は28.4%――IDC発表

EnterpriseZine / 2019年6月13日 17時15分

参考資料:国内第3のプラットフォーム向けITサービス市場支出額、2018年~2023年(作成:IDC Japan)

 IDC Japanは、国内第3のプラットフォーム向けITサービス市場予測を発表した。発表によると、国内第3のプラットフォーム向けITサービス市場は、クラウド向け、ビジネスアナリティクス(BA)向け、エンタープライズモビリティ向け、ソーシャルビジネス向けの4分野について、各分野(分野間の重複を含む)の単純積み上げの総額で、2018年に1兆4,647億円に達したとみられる。

2018年のクラウド向けITサービス市場は支出額が前年比41.8%増

 同市場は2018年~2023年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)28.4%で、2023年には5兆1,025億円に達すると予測する。予測期間の後半になるほど4分野間における重複領域は拡大し、特に「クラウド向け」と他領域の重複領域は広範に渡る。

 国内クラウド向けITサービス市場は、2018年の支出額が前年比41.8%増の7,238億円だった。いわゆる「先進的企業」ではない多数派企業のクラウド活用が浸透する中で、外部サービスベンダーによる支援が拡大しており、マネージドクラウドサービスの伸長も顕著だった。

 2020年以降、既存システムではなく、新たなワークロードをもたらすデジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みが徐々に拡大していく。同市場は2018年~2023年のCAGR 37.2%と、高い成長率を維持し、2023年には3兆5,139億円に達するとIDCでは予測している。

 国内BA向けITサービス市場は、国内DXイニシアティブにおける新たなデータ活用に関わるBAサービス案件が拡大しており、2019年以降も、クラウドやAIといった各技術分野の発展がBA向けITサービス市場の発展に相乗効果をもたらしつつ拡大し、同期間のCAGR 15.5%で拡大するとIDCでは予測している。

 また、国内エンタープライズモビリティ向けITサービス市場は、同期間のCAGR 17.9%、国内ソーシャルビジネス向けITサービス市場は、同期間のCAGR 26.4%でそれぞれ拡大すると予測している。
参考資料:国内第3のプラットフォーム向けITサービス市場支出額、2018年~2023年(作成:IDC Japan)

技術分野間の重複領域の拡大やビジネス領域のサービスとの緊密な連携が進む

 国内第3のプラットフォーム向けITサービス市場は、クラウド向けITサービスを中心に2023年まで高成長を維持するが、DXの支援におけるビジネス目的駆動型の案件が拡大する中で、技術分野間の重複領域の拡大や、ビジネス領域のサービスとの緊密な連携が進むとIDCでは予測している。

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