国内ビッグデータ/アナリティクスソフトウェア市場、2018年は2,779億円、前年比9.6%増の高成長を予測――IDC発表

EnterpriseZine / 2019年7月11日 14時0分

参考資料:国内BDAソフトウェア市場2018年の実績と2019年~2023年の予測(作成:IDC Japan)

 IDC Japanは、国内BDAソフトウェア市場を調査し、2023年までの同市場の予測を発表した。IDCでは、ビッグデータ/アナリティクスソフトウェア市場を、分析情報管理/統合基盤、BI/分析ツール、パフォーマンス管理/アナリティクスアプリケーション市場の3中分類市場と中分類市場に含まれる16の機能別市場に分けて市場規模予測を行った。

データマネジメントサービスやCRMアナリティクス分野への投資が急速に成長

 発表によると、2018年の国内ビッグデータ/アナリティクスソフトウェア市場は、前年比9.6%増の高い成長率を記録し、市場規模は2,778億7,500万円となった。

 2018年の国内ビッグデータ/アナリティクスソフトウェア市場は、企業のモバイルデバイスによる顧客接点の改善やAI活用の取り組みが進む中で、パブリッククラウド上のデータマネジメントサービスやCRMアナリティクス分野への投資が急速に成長しており、市場の拡大に貢献している。

2023年までの予測期間における年間平均成長率は8.5%になると予測

 今回のレポートにおける2023年までの予測期間において、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)やそれに伴うアナリティクスおよびAI活用の取り組みは一層の広がりを見せ、本市場の拡大に貢献するとみている。

 企業は、DXやAIによる業務改善における生産性を向上させ、競争力を高めるために、BDAソフトウェアを中核に据えた、DXのためのプラットフォームを整備していくとみている。予測期間における年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は8.5%になるとIDCでは予測している。
参考資料:国内BDAソフトウェア市場2018年の実績と2019年~2023年の予測(作成:IDC Japan)

 IDC Japanソフトウェア&セキュリティ シニアマーケットアナリストである草地慎太郎氏は、「AIを活用したアプリケーション開発による顧客の業務プロセスの自動化への貢献はもちろん、BDAのプロセスにおける自動化テクノロジーの積極的な活用を行うことが生産性への貢献をより大きくするために重要になる」と分析している。

 今回の発表は、市場規模および予測については「国内 BDAソフトウェア市場予測、2019年~2023年」にその詳細が報告されている。

EnterpriseZine編集部[著]

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