RPA×AIの強みを持つAutomation Anywhere、マイクロソフトと協業の理由

EnterpriseZine / 2019年7月26日 6時0分

 RPAベンダーのAutomation Anywhereは、2019年6月にMicrosoftとの協業を発表した。今後は同社の製品を稼働させるクラウドインフラとして、Microsoft Azureを推奨クラウドとする。加えてMicrosoft 365、Microsoft Dynamics、Microsoft PowerBI、Microsoft Power PlatformなどMicrosoft製品との密な連携機能も提供。既にRPA Botを提供しているオンラインマーケットプレイス「Bot Store」には、60以上のMicrosoft製品向けボットを提供しており、さらに追加し拡充する予定だ。
 Automation Anywhereの技術面での強みやMicrosoftとの協業の背景について、Automation AnywhereのCTO プリンス・コーリ氏に話を訊いた。

■AIを取り込んでプロセスを理解し自動化する

――はじめにAutomation AnywhereのRPAソリューションについて、技術的な特長はどのようなものになりますか?

コーリ氏:Automation Anywhereには他にはない特長がたくさんあります。そのうち特筆すべき特長を2つ挙げます。まず、実装がクラウドネイティブなアーキテクチャになっていること。これにより、顧客の環境がオンプレミスでもプライベートクラウド、パブリッククラウドであっても柔軟に対応できます。もちろん、複数の環境を組み合わせたハイブリッドクラウドでも利用できます。

 もう1つはインテリジェント・オートメーションクラウドです。これは、AI技術をプラットフォームとして提供するものです。RPAの仕組みの中にAI技術があることで、ドキュメントやスクリーンに表示される情報の意味を理解できます。これはつまり、プロセスを理解して自動化するということです。我々はAI技術で様々な製品をカバーしています。

 たとえばAI技術を活用する機能の1つ「IQ Bot」は、非構造化データであるドキュメントを理解します。提供してまだ2年半ほどですが、開発には4年以上の時間をかけました。他にも自動化するアプリケーションのユーザーインターフェイスの理解にもAIを活用します。AI Senseの機能を使ってイメージマップを作り、その中にある情報を理解できる。これを使えばWebアプリケーションの階層の深さや、情報の表示位置などを理解して自動化することもできます。

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